星渉さんの「神トーーク“伝え方しだい”で人生は思い通り」読破!感想や内容、学んだことまとめ

これからの時代の働きかたについての本
この本をオススメできる人
  • 正しいことを言っているはずなのに、あまり賛同を得られないことが多い
  • 仕事やプライベートの人間関係で悩んでいる
  • 部下や後輩、子どもたちのやる気&行動力を高める声かけ方法を知りたい
  • 言いたいことが相手に伝わらず悔しい思いをよくする
  • 相手が自ら成長してくれる「人の育て方」を知りたい
  • 人の心を動かす影響力を持つ人になりたい
  • 人の心を癒したい

こんなに時間を割いてしっかりと記事を書いてくれるなんてありがたいです。https://t.co/9xjWz2wfs2

— 星 渉@神メンタル著者(11万部突破) (@WataruHoshi1) August 20, 2019

著者の星さんからいいねとコメントをいただきました!

本当にありがとうございます!!m(__)m

「神トーーク」個人的な感想

今回読んだ「神トーーク“伝え方しだい”で人生は思い通り」は、めちゃめちゃ読みやすい中に「人の心を動かす伝え方」のエッセンスが詰まった良書です。人間関係に悩む人やコミュニケーションスキルを磨きたい人には、一読の価値絶対ありそうですね。

著者の星渉さんは、名著デール・カーネギーさんの「人を動かす」を読んで衝撃を受け、実践。お仕事で試行錯誤を繰り返す中、心理学や脳科学も踏まえて、日本人にも応用できるパターンを研究されてきました。

その研究の集大成が本書です。

本文も具体的でわかりやすいうえ、章ごとのまとめもきっちり入っているので、一通り読んだ後見返す時にもわかりやすいつくりになっています。

あと、本書のもう一つ特徴として「すぐに実践できる」というテクニックが多く、「神トレ」として今日から自分の生活に取り入れやすいことがポイントです。

福祉系の大学卒業後そのまま福祉系の仕事に就き、また、心理学やコーチングといった類の学びが大好物の私にとって「傾聴が大切」といったことは重々承知ではあるのですが、やはり本書を読んで痛感したのは「やっぱりまだちゃんとできていない」ということ。

人の心を動かす3つの絶対条件として、

  • 話を聞くに値する人と思われる日常での振る舞い
  • 相手に「安心感」を与える
  • 相手の「自己重要感」(承認欲求)を満たす

が必要とされているのですが、項目を読んでいると「最近これ忘れてるな…」とか、「これは知らんかった!」とか、「こうすればこんな効果が得られるんだ!」といった発見、気づきが多かったですね。

たとえば、最初の章にある「この人の言うことやアドバイスなら聞いてもいいかなと思う人はどんな人?」というワークで書いていった自分の答えに関して、まずそもそも自分ができてないっていうね。(笑)

そりゃ言うことも聞いてくれないわなぁ…

まぁそんな感じで、まずは話を聞いてもらえる自分になることが大切だなと痛感しました(;´∀`)

そうそう!こうやって大きな気づきを得るためには、本書に出てくるワークはできるだけちゃんと書き出しながら読み進めた方が効率的です。

読んだだけで満足するのであれば、読む時間がもったいないですからね。

この本の読み方、学び方について最初の方に書かれているので、抜粋しますね。

「最後まで読んでみて“なるほどねー”とは思ったけど、別に日常には大した変化がない」

…そんな本ではなく、あなたの人生、日常に変化を起こす本をお届けしたいのです。

(中略)

私が望むのは、この本を最後まで読んでもらうことではなく、「この本の内容をあなた自身の日常で活用していただき、あなたの毎日が少しでもいいものになっていく」ということにほかなりません。

日常で、すぐに活かせることがあれば、すぐに本を閉じて実行してください!

「神トーーク」を実践し、マスターすることで「好きな時に、好きな場所で、好きなシゴトをする生き方」を実現した人や、人間関係の不満や悩みから解放され、幸せをかみしめている人など、人生を変えている人も多数いるんだとか!

自分の人生を変えるだけでなく、「相手の人生を変える究極の方法」なども書かれていたので、私も「神トーーク」のメソッドを活かして家族みんなが笑顔で幸せな人生を送れるようサポートしていきたいと強く感じました^^

「神トーーク」の内容や学んだこと

それでは、ここから「神トーーク」の大まかな内容や学んだことをいくつかピックアップしてお伝えします。

「人を動かす伝え方」の基本は以下の3つ。

 

  • 話を聞くに値する人と思われる日常での振る舞い
  • 相手に「安心感」を与える
  • 相手の「自己重要感」(承認欲求)を満たす

 

そして、応用編があるという感じでしょうか。

今回ピックアップしている内容は、私の中で特に学び深かった部分についてです。

本屋さんで直接パラパラ読んでみるのが一番「自分に合いそうか」がわかると思いますが、なかなか本屋さんに足を運べない方はこちらを読んで購入するかどうかの参考にしていただければ嬉しいです。

「人を動かす」ためには、「この人の言うことなら動いてもいい」と思ってもらえる自分であることがまず土台になる

●人は、「正論」より「感情」を優先させる
→たとえ正しいことを言っていたとしても、「あの人は信用できない」「何となくイヤ」「何かムカつく」と思われてしまうと、聞き入れてもらえない
→まずは自分が「この人の言うことなら聞いてもいい」と思える振る舞いを日常的に行えているか見直すことが大切

●自分にとって「この人の言うことなら信頼できる」「この人の話を聞きたい」「この人のアドバイスならぜひ実行してみたい」と思える人はどういう人か書き出してみる
→自分にできそうなこと、今からでも意識できることがあれば実践し、習慣として身につける
→話を聞いてもらうには「話を聞いてもらえる人」になれるよう、まずは自分が変わろう
 

人に「安心感」を与えるためには「否定せず、相手の話をよく聞く」という姿勢が大切

●人は、自分が傷つくのを恐れている
→故意であろうと無意識であろうと、自分を傷つけてくるおそれがある人に対して安心感を持てない
→人を傷つける人には、人が寄ってこなくなる

●人を傷つけないために必要なのが「絶対に相手の言うことを否定しない」というスタンス
→「ダメ」「無理」「ありえない」「そうじゃなくて」といったわかりやすい否定だけではなく、「でも」「いや」「…えっ?」「は?」といった受け答えの一番最初につく言葉のニュアンスにも注意
→「否定しない」からといって、「すべて受け入れる」というわけではない
→たとえ違う意見でも、「あなたはそう思っているんですね」と受け止めるだけでOK

●たとえ、考え方や言動が一般的に間違っていると思えたとしても、「相手がなぜそのような言動を取ったのか」ということを最後まで聞く
→一般的常識的に間違っていることだったとしても、その人はその人なりの考え方があってそうしている
→相手の背景を否定せずに聞いてあげることで、相手の安心感が満たされる

●相手の話を全て聞いてスッキリしたところでようやく自分の話が受け入れてもらえる態勢になる
 

相手の「自己重要感」を満たすには、「感謝」と「褒める」が最強

●自己重要感=自分には価値ある存在であると実感したい欲求のこと
→「自分には価値がないんだ」と思ってしまう言葉を投げつけること=自己重要感を傷つける
→相手の自己重要感を満たしてあげることができれば、人の心を動かすことができるようになる

●まず、自分が言われて嫌なことは基本的に言わないようにする
→相手の自己重要感を傷つけないようにする

●「ありがとう」と笑顔で言うだけでも、相手の自己重要感が満たせる
→ただし、言うタイミングに注意
→「ありがとう」のタイミングが遅れると、逆に悪い印象を持たれることも

●「褒める」を効果的に使えば、相手の自己重要感を高めつつ人を動かすこともできる
→やってほしいことをやってくれたら、徹底的に褒めたおすことで相手の「自己重要感」を満たせるうえ、またやってくれる可能性が高くなる
→人にアドバイスをするときは、相手を否定せず褒めたうえで、さらに良くなるためのヒント的に使うといい
→まず褒めることで、こちらの話やアドバイスを受け入れやすい状況を作るといい
→行動より、人柄や存在を褒める方が嬉しく思ってもらえる
→逆に、人柄や存在を否定されるとかなり傷つくので要注意
 

「命令」ではなく、「自分で気づいてもらうための質問」を忍耐強く繰り返すことで人は成長してくれる

●自分の自己重要感を取り戻すより、相手の自己重要感や成長を促す声掛けを意識する
→自分の言うことを適当に扱われるのは自分自身の自己重要感を傷つけられる感じがして間違いを正そうとしがち
→人に影響力を与える人は、「自分の自己重要感を取り戻す」より、「相手の自己重要感を傷つけない」「人を育てる」を優先する

●命令より、自分で決めて行動した方が本人のパフォーマンスややる気が高まり、成長してくれやすくなる

●相手が起こしてほしい行動をイメージしたうえで、「こうしてください」ではなく「どうすればいいと思う?」の質問を忍耐強く繰り返す
→見当違いの答えにも、まずは否定せず受け止めて褒める
→ヒントを出しつつ、出してほしい答えへと誘導し、「自分で見つけた感」を演出する

「神トーーク」まとめ

本書の中の細かなメソッドやテクニックの一部を抜粋してご紹介しました。

個人的にはやはり、自分の在り方をもう一度振り返ることと、「絶対否定しない」「感謝」「褒める」「命令せず、誘導質問力(笑)を高める」スキルのレベルを上げていきたいですね。

読み終わってすぐから活用できるテクニック満載で、とても実用的な本です。そして、繰り返しますがめちゃめちゃ読みやすい。

たとえ話も「あるある」というものが結構あったりして、スッと入ってきやすかったです。

今回、星渉さんの著書を初めて読ませてもらったのですが、「神トーーク」を読んでかなり学びを得ることができたので、このまま前著「神メンタル」も読みたい気持ちに駆られています。(笑)

また読み終わったらこちらのブログでアウトプットしますね^^

ということで、人間関係に悩むあなたや、コミュニケーションスキルを高めて人を動かす力を高め、夢の実現を目指したいあなたはぜひ読んでみてください。

読んで、実践して、日常生活を一緒に変えていきましょう!^^

コメント

タイトルとURLをコピーしました