川島和正さんの本「お金儲け2.0」読破!内容や感想、学んだことまとめ

お金に関する本
この本をオススメできる人
  • 年収数千万~数億円を稼ぐビジネスの方法を知りたい
  • 自分で稼ぐ力をつけたい
  • 日本の将来を考えると不安なので、自分で何とかしなきゃと思っているが具体的にどうすればいいかわからない

「お金儲け2.0」個人的な感想

終身雇用制度の崩壊。私たちは年金を十分もらえないんじゃないかという不安。

AIが進化し、今ある職業の6割ぐらいがなくなるといわれる大失業時代も近い未来現実になりそうですよね。

そこで、不安を解消するための方法のひとつとして挙がっているのが「雇われるのではなく、自分の力でお金を稼ぐ」という方法。

「でも、自分で稼ぐったってどうやったらいいの?どんな方法があるの?」

川島和正さんの「お金儲け2.0」は、そんなあなたが読むと学びが多いであろう一冊です。

  • 転売
  • アフィリエイト
  • 不動産ビジネス
  • 会員制ビジネス
  • 協会ビジネス
  • 貿易ビジネス
  • 通販ビジネス

本書では、これらのビジネス方法について紹介されています。

事例が多く、読みやすかったですね。

その事例も、それぞれ「ちょっとお金持ち」じゃなくて年収1000万~数億円規模で稼いでいる人達が何をやっていったか結構具体的に書かれていますし、それぞれのジャンルで便利なツールやサイト、おすすめ本もたくさん紹介されています。

なので、「この手法でビジネスに挑戦してみよう」と思ったら、その道のプロが使っているサイトやツールを使ったり、さらに深堀りしておすすめされている本で学んでいくこともできます。

ただ、私自身はアフィリエイトを深めに学んでいるのですが、アフィリエイトの項目で見ると「入門編」という感じだったので、それぞれのビジネスも「入門編」という立ち位置かもしれません。

あっさりしすぎているので超初心者だとこの本だけでは「?」がたくさん浮かぶ可能性があります。

たとえば、アフィリエイトをするとしても「ドメインってこのサイトで売ってることは分かったし、このツールが便利ってわかったけど、具体的にどこをどうやって設定すればサイトが作れるの?」ってなると思いますし、わけわからなくなって絶対手が止まると思います。

まぁ、そういうときは検索すれば具体的でわかりやすい解説サイトがあったりするので、時間がかかってもあきらめなければ何とかなりますけどね。

どのジャンルのビジネスも、本当に様々な手法があります。アフィリエイトでも細かく言えば戦略はいくつもあって、「どうしよう」と悩むこともあります。

でもこうやって実際に稼ぐことができた手法を1つでも知ることができれば、自分の動き方の方向性が今より見えてくるんじゃないかなと思いました。

ちなみに、私にとっては自分が全く知らなかったビジネスモデルのことを知るのが良い刺激になりました。

不動産投資って元手がかかると思い込んでいましたが、廃墟(空き家)不動産投資という方法を使えばやる気と行動力次第で元手がほとんどかからず不動産ビジネスができるということ。

転売でも、在庫を抱えることなくリスクもほとんどない「無在庫転売」というビジネス。

私もいくつか受講したことがある「民間資格」。好きなことを極めてこういった民間資格を立ち上げる側に回る「協会ビジネス」というものがあるということ。

ド素人の私には敷居が高いと感じるビジネスもありましたが、さまざまなビジネスモデルの存在や低リスク&資金をかけなくても満足いく額を稼ぐことができるというのは学びとして大きいです。

また、ここに載っているジャンルのビジネスだけでなく、今自分のビジネスとかけ合わせたりするとオリジナル性の高い新しい手法ができるかもしれないなぁなんて思ったり。

「狭く深く」ではないですが、自分で稼ぐというビジネスを知るきっかけになる本だなと感じました。

では、これから大まかに「お金儲け2.0」の内容についてお伝えしていくので、ぜひ読むかどうかの参考にしていただけば嬉しいです。

「お金儲け2.0」の内容や学んだこと

  • 転売
  • アフィリエイト
  • 不動産ビジネス
  • 会員制ビジネス
  • 協会ビジネス
  • 貿易ビジネス
  • 通販ビジネス

先ほどお伝えしたとおり、「お金儲け2.0」は主にこれらのビジネスの方法について書かれています。

それぞれのビジネスの内容としてどんなことが書かれているかざっくりお伝えしますので、気になったビジネス手法は要チェックです。

転売ビジネス@お金儲け2.0

●すぐにお金が欲しい人、子育てママさん、勉強が苦手な人、チーム戦より個人戦派の人におすすめ

●安く仕入れて高く売るという、シンプルなビジネス方法
→ディスカウントショップや海外のサイトなどから売れる商品を安く仕入れ、アマゾンやメルカリなどの媒体で売る

●無在庫転売
→商品を持たないままネットで出品し、売れたら発注をかけて直接お客さんのところに届けてもらう

●せどり
→ディスカウントショップで安くなっているものを購入し、仕入れより高い値段で出品する
→ツールを使っていくととても効率的に仕入れ&出品ができる

●みんな同じことを考えるので、ライバルに真似されないような対策が必要になってくる
 

アフィリエイトビジネス@お金儲け2.0

●コツコツ地道に文章を書いていくことに苦痛を感じない人、調べ物が得意な人におすすめ

●ブログやサイト、メールマガジンで広告を貼り、貼った広告から商品が売れるとお金が入る仕組み
→クリックしてもらえるだけでお金が入る「アドセンス」という手法もある

●稼ぐためには、単価の高い案件を扱い、アクセスをたくさん集め、買いたくなる心理をくすぐる文章を書くスキルが必要
→専門性が高く、需要があり、価値あるコンテンツ作りをする

●メールマガジンでのアフィリエイトは、興味を持ってくれている人へ何度もアプローチできるので、ブログやサイトでのアフィリエイトよりも成約率が高い

●資金があれば、Facebook広告やYouTube広告など拡散力を上げるとさらにアクセスを集めることができる
 

不動産ビジネス@お金儲け2.0

●今現在安定した職業についていて、信用&資金がある人、情報収集と分析が好きな人におすすめ

●基本的には不動産物件を購入し、「大家さん」になって、住んでいる人の家賃から収入を得るというビジネスモデル
→家賃収入ではなく、不動産を売買するという手法もある

●一つ一つが大きい分、ぼったくりの物件や騙してくる悪いやつも多々存在するので、勉強して自分の目で見極める力をつける必要がある

●銀行から融資を受けて物件購入もできる
→ただし、できるだけ安い金利で借りれる銀行でお金を借りること

●廃墟不動産投資
→誰も住んでいない家を見つけて、空き家のオーナーと相談のうえ掃除などをしてから、他者に貸し出すビジネスモデル
→家賃の何割かをもらうことで不労所得が得られる
→手間はかかるが、お金もほぼかからず管理物件を増やせる

●合法民泊
→自分が開業する地域の条例を遵守したうえで、物件を探し、民泊を運営するビジネスモデル
→売り上げが高くなってきたら転売も可能

●不動産売買
→転売と同様に安く買って高く売るのが基本になる
→国家資格である「宅地建物取引士(宅建)」が必要
 

会員制ビジネス@お金儲け2.0

●イベントを企画してみんなでワイワイするのが好きな人や教えることが好きな人に向いている

●会員制クラブを作って会員さんにサービス提供し、定期的に会費としてお金をいただくビジネス
→パーソナルトレーナー、コンサルティング、オンラインサロンなど

●開業資金や固定費をかけずビジネスを進めることもでき、ほとんどリスクなく運営できる

●集客と会員として継続してもらうための満足度の高いサービスの提供が肝になる

協会ビジネス@お金儲け2.0

●好きなことを極めてお金を稼ぎたい人や、長期的にビジネスを展開させたい人におすすめ

●協会を立ち上げ、講座や検定を作ったうえで認定の証書や資格、資格更新などを有料で発行するというビジネス

●自分がエキスパートになってももちろん良いが、手っ取り早く収益を得たいのであれば「すでにその分野でエキスパートな先生」と組んでビジネスも可能

●好きなことで大金持ちになるためには最適なビジネスモデル
→事業売却もしやすい
 

貿易ビジネス@お金儲け2.0

●営業力に自信がありプレゼンスキルが高い人、熱意がある人におすすめ

●転売と似ているが、こちらは「メーカーと契約して、正規代理店として売る」という点で異なる

●ネットや海外展示会に足を運んで「独占販売権」を得るのが理想

●販売場所は転売と同様の場所か、クラウドファンディングで出品するのも可

通販ビジネス@お金儲け2.0

●資金にかなり余裕があり、リスクを恐れず覚悟をもって取り組める人、一攫千金を狙いたい人におすすめ

●リサーチやテストを繰り返し、「コレ!」という商品を自分で作って売り出し、濃いお客さんにリピートしてもらうビジネスモデル
 

集中力やモチベーションを維持して地道に作業を続けるコツ

どの方法も実際に行動することや、面倒な作業を地道に継続していく必要がある
「時間確保(無駄時間を徹底的カット)」「健康管理(食事、基礎体力、睡眠)」「モチベーション維持(作業する理由や、頑張った後何が待っているかを明確にするなど)」の3つが重要

「お金儲け2.0」まとめ

川島和正さんの「お金儲け2.0」では、個人でスタートできる7つのビジネスモデルについて書かれていました。

もちろん、ビジネスが大きくなるに伴って外注したりスタッフを雇ったりする必要が出てくる場合もあるかもしれませんが、小さくスタートを切るなら今から自分だけでできます。

そもそも、「月収数百万、数千万稼ぎたい」という大金持ちを目指さない場合は個人で完結しても問題ないように感じました。

私も億万長者を目指しているわけではないですが、子どもたちがやりたいことができる環境づくりと、自分自身興味を持ったことにいつでも投資できる資金は確保したいです。あと、外食も週2~3回ぐらいはいきたいなぁなんて。(こういうのは具体的に目標月収○万円ぐらいまで落とし込むと◎)

何より重要なのは、最低でも「心にゆとりをもって日常生活が送れるぐらいの収入」を稼ぐこと。

正直、これぐらいであれば個人のまま完結できるでしょう。

どのビジネス書でもいえることですが、こういったノウハウ本は特に行動しないと全くもって無意味な時間&お金になってしまいます。

気になるものは調べてみる。おすすめされている本を読んで知識を深めてみる。

今からできることはあるはずです。

熱意があるうちに行動しないと、その火はあっという間に沈下していつもと変わらない日常を送ることになります。

本当に自分で稼ぐ力を身につけたいのであれば、まずは小さな行動を今すぐ起こしてみませんか?

コメント

  1. […] […]

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