- 自分の商品やサービスで、人を豊かにしたい人
- 大手ではなく、個人といういわゆる「弱者」の立場でビジネスをしている人
- SNSを使っているものの、売り上げ増につながらず運営に悩んでいる人
- SNSをビジネスで生かしたいのに、自分を出すことをためらってしまう人
【7分半で解説!個人ビジネスを始めたい人必見『「いいね」を購入につなげる短パン社長の稼ぎ方』】
『「いいね」を購入につなげる短パン社長の稼ぎ方』の内容や個人的な感想
短パン社長こと奥ノ谷圭祐さんの『「いいね」を購入につなげる短パン社長の稼ぎ方』は、自分という「個の魅力」をSNSで発信し、「あなたから買いたい」と言ってもらうための本です。
短パン社長とは、本の帯でも書かれている通り、SNSだけで売り上げ5億円というものすごい結果を出されている年中短パンをはいたアパレル会社の社長さんのこと。
SNSで「予約販売します」と書き込めば、数時間で完売。取り扱っている商品は、ファッションに関するものだけではなく、カレーやお米、ビール、コーヒーといった、一見「!?」というようなものも。(もちろん、その理由は本書で語られています)
それだけでなく、開催されたフェスやイベントも賑わっておられた様子ですね。
そんな短パン社長さんの書いた本書や、ブログを拝見して、お客さんにめちゃめちゃ愛されている社長さんなんだなぁと感じました。
この本では、強者の戦い方ではなく、いわゆる「個人」という弱者の戦い方がとてもわかりやすく、熱く語られています。
「有名」「価格」「品揃え」という安心感ではなく、「友達みたいな関係のあなたが作っている」という圧倒的安心感で売る…
個人でビジネスをしていきたいと考えているすべての人にとって、理想の形ではないでしょうか。
私の場合、自分というものをもっと出して、コミュニティを作っていくための学びを得るべく本書を読んだわけですが、
「あぁ、まず根本が違うんやなぁ^^;」
と感じました。
本書を読んで、もっともっとお客さんのことを考え、「お客さんの役に立ちたい、楽しませたい、喜んでもらいたい」という部分を育てていかなくちゃと強く思ったわけです。
「売りたい」という気持ちが先走ってしまいがちな私にとって、お客さんへの感謝の気持ちがまだまだ足りていないなと痛感しました。
毎日感謝することを2~3つ手帳に書き出す習慣をつけているんですが、さらにその倍ぐらいは数出していこうと思いましたね。
あと、もう一つ改めて再確認したのは、「まず自分と、自分の商品サービスを愛し、SNS発信も含めてお仕事を楽しむことが大切」ということです。
自分、そして自分の商品サービスを愛せてない場合、お客さんを本当の意味で喜ばせるのは難しいですし、自分が楽しんでいないと、お客さんを楽しませることはできません。
タイトルを見ると、小手先のテクニック論多めなのかなと思ってしまいがちですが、SNSを利用するしないに関わらず、想像以上にビジネスの本質的な部分が書かれている本でした。
キングコングの西野さんも言っている、「個人の信用の時代」にビジネスを考えている人はかなり役立つであろう必読の一冊。
自分に落としこんでいきたい学びばかりで、出会えてよかったです^^
『「いいね」を購入につなげる短パン社長の稼ぎ方』で学んだこと
学びが多かった本書ですが、特に自分が取り入れたい考え方について3つピックアップしてご紹介します。
購入の参考になれば幸いです^^
個人を思いっきり出して、「人の魅力」で売る
●個人を出すと、反応が変わる
→お客さんは、会社名や店名ではなく、「人」を覚える
→顔が出ている方が、親近感、安心感がある
→お客さんに愛される
●少数で良いから、自分のことを好きだと思ってくれている人を大切にする
→「どうしたら楽しんでもらえるか?役立てるか?喜んでもらえるか?」がまず先に土台としてあるべき
→「あなたから買いたい」と言ってもらえるようになる
●喜ばせたい、楽しませたい、役に立ちたい土台があれば、商品サービスのジャンルは決めなくてもいい
→自分がいいと思った商品サービスは、自分のファンである人たちも共感してくれる可能性が高い
→だから売れる
→ただし、ジャンルは違っても「自分が好きなもの」という部分は絶対外さないことが大切
自分が提供している商品サービスで、他人の人生を幸せにしている
●商品サービスは、そこに必ず体験が発生する
→たとえば、感動や喜び
→商品サービスを購入してくれたお客さんの人生に影響を与えている
●感動や喜びの対価として、人はお金をもらう
→誰かを喜ばせた結果として、お金を稼ぐという順番になる
→そのためには、自分は何のために仕事をして、何の目的で自分の商品を売っているかというのを考えることが大切
→でないと、モノやサービスは売れない
お客さんを選べるようなビジネスは、まず「一緒に楽しむ」ことから始まる
●先に「売ろうとする」から、お客さんを選べない状態なってしまう
→まず、一緒に楽しみ、関係性を作ることから始める
→関係性を作った後で、たまに売れば、お客さんを選べる
→関係性が先で、売るのはそのあと
●お客さんと、友達のような関係性を作る
→顔が見えて、親密
→「似合わない」とバッサリ言えるような関係
→月1ぐらいは連絡を取る
→もしそれで嫌がられたら、やめればいい
→自分がコントロールできるものではない
『「いいね」を購入につなげる短パン社長の稼ぎ方』まとめ
個人でビジネスをしていくためには必須の考え方が学べる本書。
私がこれからやっていこうとしているビジネスの戦略を考える上でもめちゃめちゃ勉強になりましたし、あらためて感謝の気持ちの大切さや、本当の意味での「お客様ファースト」についてを学び直すことができました。
「お客さんに楽しんでもらう、役に立つ、喜んでもらう」「自分の商品サービスを愛する」「楽しみながらお客さんと交流する」
このあたりを特に意識して、引き続き活動を継続していきたいと思います。
ブログ記事のようにとても読みやすく、自分でビジネスをするにあたってはとても学び深い一冊ですので、気になったあなたはぜひ手に取ってみてくださいね^^
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