弱者が勝つための方法、ランチェスター戦略に関する本を2冊読みました。
今回読んだのはこちら。
今回はこの「竹田式ランチェスター戦略」を読んで、アフィリエイトやブログ戦略に使えるよう自分なりにアウトプットしていきたいと思います。
ランチェスター戦略とは「弱者の勝ち方」=個人ブロガー&アフィリエイターに使えそうな戦略だった!
稼げるキーワードで検索してみると、大概出てくるのは大手のメディアサイト。
毎日たくさんのライターさんが何記事も入れることができ、数百、数千記事が入っているでっかいサイトもあります。
強者ですね。
私のような個人ブロガー、アフィリエイターは一見かなわなさそう感じてしまいます。
頑張っても1日記事~2記事。ブログ記事数も数十~ですからね。
そんな弱小の立場でも大手のメディアサイト戦うためにはどんな戦略を取ればいいんでしょうか?
ランチェスター戦略本で個人的に実行できそうな部分は以下の3つでした。
- 小さいニッチなところで1位を目指す
- SNSやブログのコメント欄で訪問してくれた人とコミュニケーションをとる
- 強みに集中する
詳しく見ていきたいと思います。
①小さいニッチなところで1位を目指す
「鶏口牛後」という言葉をご存知でしょうか?
大きなものの後ろにつくより、小さいもののトップになれということを表している言葉なんですが、弱者にはこれが一番もってこいな戦略なんです。
小さくてニッチなところで一番を目指しましょう。
「単なる美容サイト」ではなく、「アラサー主婦に向けた美白化粧水ブログ」といった感じですね。
強い敵とはそもそも戦わないという戦略をとるようにしましょう。
小さくてニッチなところで1位を取れたら、少しずつ規模を広げていくという方法でじわじわと大手メディアサイトを侵食していきましょう。
ここで気を付けるべきは、「1位を取る前に規模を広げる」ということ。
4語でもいいので1位を目指す。そして3語を狙う。3語がうまくいけば2語、1語・・・
順番に狙っていくのがセオリーです。
時々4語よりも先に3語のほうがいい順位がつくことがありますが、それはラッキー。
その調子でどんどん上に上り詰めましょう。
ターゲットを絞る
「20~40代の女性で美容に関心のある人」だと大手メディアが強いです。記事数も内容も濃いサイトにはやっぱり負けてしまいます。
ですが、より個性を押し出すブログにして、「32歳前後の2人の子どもがいる主婦」という感じでターゲットを絞って記事を書くようにします。
まぁ、このターゲットはまさに私なんですけど、私たちの年代で流行ったものや2人の子どもがいる「あるあるネタ」をたまに仕込んだりするわけです。
アラサーで流行ったものとして、例えばポケビ・ブラビ、アムラー、崎あゆみ全盛期、倖田來未、たまごっち、ポケモン赤青緑、セーラームーン、レイアース、魔法陣グルグル・・・
圧倒的に私の独断と偏見ではありますが。笑
「子どもが2人いて大変だった経験→この商品を使って悩みが少し減った」みたいな流れで書いてもいいわけです。
そうすることで読者さんの共感を高め、記事の信頼性があがるわけですね。
「固定の熱烈なファンを作る」ことができるのも、弱小で規模が小さいからこそできる戦略と言えます。
人気で売れている商品を売るにしても、違う切り口から攻める
「大手メディアはこの商品を推しているから、自分はどのメディアサイトにも載っていないこの商品を推そう!」
確かにそれも一理あるかもしれませんが・・・アフィリエイトは「売れている商品を売る」というのがセオリーなんです。
売れなくて知名度も低い商品を推したところで、まぁ売れないでしょうね^^;
大手メディアサイトでランキング上位の商品は、実際に売れているから上位にされています。
なので、弱小の立場でも「大手メディアで人気の商品を扱う」というのは間違っていません。
ただ、誰でも思いつくキーワード(口コミ、効果など)で攻めたところで、絶対に無理とは言いませんが弱小が勝つにはかなりの気合と努力が必要です。
キーワードをひねりましょう。
一見関係なさそうなキーワードから誘導してもいいと思います。
大手メディアサイトが取り扱っていないキーワードを探すのも一つの手です。
売れていても、大手メディアがやらないところをあえて狙うのもいいですね。
たとえば、美白化粧水。
大手メディアサイトの人気ランキングを見れば、「サエル」「ビーグレン」「アンプルール」「アスタリフト」といったネット通販会社や有名ブランドのものが大抵上位にいます。
ですが、楽天市場に行って「美白化粧水」と検索し、口コミが多い順に並べ替えてみてください。
「ロゼベプラセンタモイスチュアローション」「トゥヴェール薬用ホワイトニングローション」「キュレル美白化粧水」などがこの記事を書いている時点で上位にありました。
そうなんです、これら3つはあまり大手サイトは手を出していません。
実際にこれらの商品名で検索してみても、ライバルサイトはあまりいませんでした。
何で大手メディアが手を出さないのか?
それは、圧倒的に「売れても儲けが少ないから」です。中の人たちの事情100%です^^;
ということは…
弱者である私たちはそういうところを狙ってもいいわけですね。
まぁ、ただ儲けは少ないので、その商品でお客さんを集めつつ、「より儲けの良い商品」へ誘導するということも必要かもしれませんが。
②SNSやブログのコメント欄で訪問してくれた人とコミュニケーションをとる
ランチェスター戦略のひとつ、「接近戦」。
大手がやりにくいことの一つとして、「お客さんと密につながる」「直接交流する」ということ。
ブログやサイトで言うと、訪問者さんたちとSNSやコメント欄でつながり、交流を図るというのも弱者の戦略です。
ブロガーさんの強みは、「実際にこの記事を書いている中の人」の信頼性を高めやすいこと。
せっかく個人でやっているのであれば、やらない手はないと思います。
③強みに集中する
記事を書いていると、PV数を稼いでくれる記事がポコポコっと出てきたりします。
「読まれている記事」を強みとして、伸ばすことを優先しましょう。
情報量を増やす。アフィリリンクに繋がらないか考えてみる。別の記事に誘導する。
新しく記事を書くことももちろん大切ですが、ある程度記事がたまってPV数が増えてきたら、リライトの時間も取るようにしましょう。
ランチェスター戦略でブログやアフィリ戦略にヒントになりそうなところを生かそう!
・商品を「価格別」「サイズ別」「用途別」「客層別」など、いろんな角度から小さく分けてみる
・今まで当たり前だと思われていた常識を破る
・商品やジャンルを増やしすぎない
・何かに特化する
ランチェスター戦略の本を読んでいるとヒントになりそうなところがたくさんちりばめられていました。
また、検索しても色々な記事が見つかると思います。
今後の方向性が見つからないときや今の戦略がうまくいっていないときはぜひ学んでみてください。
そして、自分の媒体に置き換えて考え、実践してみてください。
何か突破口が見つかるかもしれませんよ^^
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