- 好きなことや得意なことを突き詰めて、幸せに働きたい
- 自分にはスキルや才能もないので、「好きなことで生きていく」ことは難しいと思っている
- 成果の出る目標の立て方や考え方を知りたい
「もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術」個人的な感想
MBさんの「もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術」は、特別な才能を持っていない人でも、「好きなこと」で働き、成功するための考え方や目標の立て方などが書かれた、読みやすくて親しみの持てるビジネス書です。
- 新潟のショップスタッフ
- 地方国立大学出身(留年3年)
- 資格=普通免許証
これは、この本の著者であるMBさんの経歴です。
数々のビジネス書を執筆している方々が優秀大学を出ていたり、もともと輝かしい経歴があったりするのはよくある話。
ですが、MBさんは、ご自身のことを「持たざる者」とおっしゃっています。
なのに、今は会社経営をされ、MBという名前で20冊を超える本を出版され、月額500円の有料メルマガ1万2000人、月額5,000円のオンラインサロンには600人ほどの会員がおられ、有名ブランドとコラボしてアイテムをつくっておられ…
年商億を超える結果を出されているスゴい人なんです。
本書では、そのコツは、「好きなことを仕事にする」ということだと述べています。
もちろん、「好きなことを仕事にする」と言っても、簡単ではありません。ですが、「好きなこと」だからこその情熱が、たとえ少数でも濃いファンを作り、収益につながるんです。
近頃、私自身が働きかたについて考える機会がとても増えました。
そんな中、ジャストタイミングにこの本を読めて本当に良かったですし、ワクワクしています。
あらためて自分の働きかたを考えた結果、「やっぱり好きなことで働くことこそ、お客様や世の中にとって一番価値があり、WIN-WINになり、自分も相手も幸せになれる方法なんだな」と自信がつきました。
まだまだこの日本ではそういった考え方をしている人は少数です。
ですが、私もこういう「好きなことで働き、誰もが幸せになれる」ということについてもっと発信していきたいと思ったと同時に、この本はそんな生き方がしたい人たち、そしてあまりふだん本を読まない人たちにも勧めたい一冊になりました。
「私には学歴もないし、特別なスキルとか資格とか才能なんてないから…」
そんな言い訳をして動き出していないあなたこそ、パンチのある一冊だと思いますし、断然読んでほしい一冊だと推薦したいです。
「もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術」の内容や学んだこと
それでは、ここから本書の内容や学んだことについて、特に私がグッと心に刺さったことを3つアウトプットしていきます。
購入の参考になれば幸いです^^
人は、自分が救われたことでしか他人を救えない
●最も対象の人たちの気持ちがわかるのは、「過去に自分も同じことで苦しんだ場合」
→才能がなく、上手くいかなかったからこそ、その気持ちがわかる
→絶望は、人生最大のチャンス
→ネガティブなところこそ、最大の武器になる
お客様の成長に沿って商品サービスの提案をしないのは、むしろ「悪」
●優れたビジネス構造=「顧客の成長/関心度に応じた商品/サービス提案を行う」
→「色々売りつけたら申し訳ないかな」というセールスを控える思考はダメ
→お客様が潜在的に望んでいることを察知し、段階的な成長に合わせた商品やサービスを提案するのが、本当にお客様を想うことにつながる(顧客目線)
→同様に、ファンが増えているのにどこにも課金する場所を作っていない人は「お客様に失礼」
→もっとお客様のことを真剣に考えるべき
→だからこそ、まずは「あなたにとってのお客さんは具体的にどういう人なのか?」という定義がとても重要になる
→休日はどう過ごしているか、何をふだん考えているのか、どこでどんなことをして生活しているのか…お客様を愛し、とことんお客様のことを想像しよう
心に手綱はつけられない
●「好きじゃないこと」では、人は成功しない
→どんなに正当で、筋が通っていて、効率的でも、心が納得いかないときもある
→心は正直であり、無理に「納得がいかないこと」をやろうとしても続かないし、上手くいかない
→だからこそ、「自分が本当に好きなこと」であれば、成功しやすい
→自分が考える「幸せの形」を、ビジネスを使って表現し、実現すればいい
「もっと幸せに働こう 持たざる者に贈る新しい仕事術」まとめ
MBさんのことは存じ上げなかったのですが、今回この本を読んでみて、とても共感する部分が多く、自分の生き方や働きかたの支えになりました。
読みやすいというのもまたおすすめポイントです。
ビジネスの本質について語られていることもありますが、テクニック的なものもしっかり入っています。
たとえば、ビジネス書や自己啓発書を読むときに自分に落とし込む作業時間を取ろう、というったところについても、「今までこういう本を読んでもいまいちピンとこなかった」「本を読んだところで実際に生かせていない」という人にとっては「なるほど!」となるんじゃないでしょうか。
さらに、「理想の未来から現在に下ろしてくる考え方」や「200点満点理論」という実践的で役立つビジネステクニックも掲載されています。
読んだ後は、本書にも書かれてある通り実際に自分のプライベートやスキルアップ、仕事に生かしていきましょう。
読んだだけでは時間の無駄です。必ず、自分に落とし込んで行動に起こしましょう。
「好きなこと、得意なことで幸せに働きたい」「仕事で充実感を得たい」というあなたは、ぜひ本書を手に取ってみてくださいね^^
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