「デジタル対面営業 」 を読んでみた!レビューと内容、学んだことのまとめ@パソコン一台で効率的に管理・営業

デジタル対面営業 レビュー 口コミ これからの時代の働きかたについての本
この本をオススメできる人
  • 出張することなく、デジタル機器を使って効率よくプレゼンや販売をしたい
  • 各地にいる人たちと定時に会議を始めたり、会議の欠席を少なくしたい
  • インターネットでセミナーを開いてみたい
  • 書類などをスッキリさせたい

全359ページ。
出張することなく、デジタル機器でのやりとりの中で

・意思を伝える
・影響を与える
・説得する
・問題解決のアイデアを提案する
・セールスする
・ウェブでセミナーを開く

といったことををこなしたい人のための本です。

著者は5年もの間、年間180日は出張生活を送るハードなスケジュールをこなした中で、「こんなつまらない生活は嫌だ」「もっと家族と一緒にいたい」と思うようになり、デジタル機器を使って営業活動(デジタル対面営業)をする方法を見つけ、実践するようになりました。

そこで身につけたノウハウや心構え、技術(商品やサービス、着想を物理的に会えない人々に販売するためのアイデア、コンセプト、プロセス、テクノロジー)がたくさん書かれています。

正直、アフィリエイターには使いづらい本でしたね。

ただ、将来的にウェビナーとかコンサルも視野に入れているので、その時はもっと役立つ本になるんじゃないかなと。まぁ、その時はまた新しい便利なツールができてるんでしょうが、本質や心がけたいことなどは生かせるかなと思いました。

読みやすさ

ちょっと硬い文章なので少しとっつきにくかったです。横文字も多く、専門用語も入っているので、引っかかるところが多くありました。図表は活用されていますが、まとめがないのが残念ですね。

役立ち度

うーん・・・アフィリエイターの現状ではいまいち役立ったように感じられませんでしたね^^;

これもビジネスの業種や立場によって大分評価がわかれてくると思います。

実行しやすさ

ツール名が載っている部分もあるので、それを使えます。(日本語対応かどうかは未確認)日本語対応になっていないなら似たようなツールを探す手間はありますね。

あと、経営者や起業家、フリーランスなら新しいツールを入れたビジネスの導入は可能かもしれませんが、一般の社員だったらなかなか新しいツールは使えないですよね。会社の同意が必要だったりね。

また、顧客側がデジタルツールに慣れていないことも多々あると思うので、実行はしにくいような気がしました。

「デジタル対面営業 」 で学んだこと

 売り手も買い手も役に立つ「デジタル対面営業」

デジタル対面営業とは、売る側とお客さんがパソコンなどのデジタル機器を使ってやりとりする販売方法のことです。

今の時代、デジタルを駆使すれば、出張して直接その場にいなくても意思や影響を与え、説得することもできます。お客さんにも喜んでもらえたり、従業員にとっても助かることが多数。

デジタル対面営業を取り入れるためにはまず、準備がとても大切です。

お客さんの不安をできるだけ減らすため、デジタルツールが不具合を起こさないように準備したり、不具合が起きても復旧する方法や対応策を持ったり、操作が緩慢でダラダラしないようにショートカット動作を覚えたり・・・必要ならば、資料を映せるよう作成し、準備しておきましょう。

準備は大変ですが、上手くいけば私たちも時間の節約になりますし、お客さんも有意義で効率的な時間を過ごすことができます。

もちろん、直接会った時と同様に、「お客さんの話を注意深くよく聞くようにする」とか、「笑顔でいる」などの基本的な部分はお忘れなく。対面営業でもデジタル対面営業でも「傾聴」は必須です。

視覚資料は要約に便利で、わかりやすい

視覚資料は作っておいた方がベターです。視覚資料を作ることによって、お客さんにとってわかりにくいところが明確になります。印象的な画像を使ってみたり、簡単な図やイラスト、注釈を加えられるので、お客さんの質問にも対応しやすくなります。

実績のパターンや地図、プロセスマップなどのデータがあれば、積極的に取り入れてみてください。「デジタルホワイトボード」というツールもあるので、必要に応じて使ってみるのもいいでしょう。

リスクの管理は十分にしておこう

デジタルツールを使うからには、ウィルス対策やセキュリティー対策は必須です。こちらもお客さんも重要なデータや情報がたんまりと詰まったパソコンなどを使うわけですから、安全に配慮する責任があります。

パスワードなどは強固なものにしましょう。

  • デジタル対面営業を使っている業界はどんなところ?
  • デジタル対面営業を導入するメリットとは
  • デジタル対面営業で気を付けるポイント
  • デジタルでやり取りする前に準備すること
  • 処方的セールスプレゼント診断的セールスプレゼンの違い
  • 物理的に他の場所にいても、売り上げやパフォーマンス顧客体験を向上させる方法
  • 有効に使いこなせるホワイトボードのテクニック
  • すべての取引やクライアントに対して、最善の視覚資料を用意する方法
  • デジタル会議の流れと注意点
  • 自分にしか提供できない価値を視覚的にデモンストレーションし、競争相手よりも抜きんでる方法
  • デジタル機器を用いて会議、従業員のトレーニング、チームコーチング、プレゼンテーション、取引を成功させる方法
  • 電子署名を導入するメリット

外出先でネット回線をつなぐときは、安全なワイヤレスネットワークを確保しましょう。

その他、

などが書かれています。

「直接会うことなくパソコンを使ってプレゼンテーションしたりセールスしたりするのは無理」とつい決めつけてしまいがちですが、本書の前書きにはこうあります。

P4
今すでにやっていることを改善する機会を生かす姿勢を持ってほしい。「うちじゃうまくいかないよ」と言うのではなく、「どうしたらうちでもうまくやれるだろう?」と考えよう。

読んだだけでは何も変わりません。確かにすべて取り入れるのは難しい部分もあると思いますが、少しでも取り入れられるところを見つけて、実践してみてください。あなたの働き方が少し変わるかもしれませんよ。

「デジタル対面営業」目次、著者

目次

Preface 会えない人に売る
Introduction プロセスを理解する

第1部 準備
capter1 「そちらには伺えません」 ~大事な商談で、製品やサービスを売る新たな方法~
capter2 語らずに売る ~セールスプレゼンテーションの落とし穴~
capter3 テクノロジーを整える ~必要なツールとチューンナップ~
capter4 会議の準備 ~多くのアポイントメントを確保する~
capter5 資格情報を使い分ける ~プロ美女人具とポジショニングによる準備~

第2部 商談
capter6 何を話すべきか ~顧客とつながったらどんな話題を振るか~
capter7 俊敏な操作 ~アプリケーションを駆使する~
capter8 シンプルなセールス ~視覚的会議を使って高いレベルで顧客とつながる方法~
capter9 ゴール前 ~会議を終わらせる前にするべきこと~
capter10 モバイル会議 ~どこにいても会議をはじめられる~

第3部 フォローアップ
capter11 視覚的要約 ~意思決定をサポートする取引成立のタスク~
capter12 デスク管理 ~セキュリティー上の脅威を最小限に抑える方法~
capter13 電子署名の導入 ~書類作成時間と費用を節約する方法~
capter14 顧客の期待に応える ~顧客の手間を省いて満足させる方法~
capter15 企業カルチャー ~言語的環境から視覚的環境への転換~
capter16 最高のプレゼン ~参加者を対面で引き込む新ロードマップ~
capter17 有意義な会議 ~遠隔会議で意思決定に影響を与える方法~
capter18 ウェビナーの活用 ~参加者エクスペリエンスを向上させる情報発信の方法~
capter19 対話するマーケティング ~会議から成長機会を生むシンプルな方法~
capter20 タスクの優先順位 ~リスクを減らし、ビジネスと個人の目標を達成する~

著者

●ダグ・ディビトリー(Doug Devitre)

ダグ・ディビトリーはDoug Devitre International(ダグ・ディビトリー・インターナショナル)社の創設者。
全米リアルター協会のBusiness Specialties Hall of Fame Entrepreneur of the Year(今年の起業家)を受賞、全米講演者協会から最高の名誉であるCertified Speaking Professional(プロの講演者)の称号を受ける。

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