アンマーケティングの内容と書評、レビューをまとめてみた!【ダイレクト出版】

アンマーケティング ダイレクト出版

「アンマーケティング」をオススメできる人

  • お客さんの信頼を得たい
  • 「マーケティング」をせずに商品を売る力をつけたい
  • これからメルマガやSNSを使った集客を始めたい、学びたい
  • 今の時代に合わせた売り方を知りたい
  • 小売店やブースなどで商品を売っているが、せっかく人が来ても次に繋がるアクションが取れない
  • 実店舗でも、「引き寄せて、離さない」スタイルでの売り方を知りたい

 
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1.「アンマーケティング」個人的な総合評価と書評

読みやすさ :★ 
役立ち度  :★ 
実行しやすさ:

 

2018年1月の月刊ビジネス選書です。

全333ページ。

原書もおそらくちょっとユニークに書かれているのか、翻訳されている本書も口語…というか、ジョークなどを入れてブログ記事のような感じの文章で読みやすさはまぁまぁといったところです。

ただ、それぞれの章に「まとめ」があると要点がもっとつかみやすいと思ったので、読みやすさは☆4つで。

 

この本のタイトルは、英語で書くと「UnMarketing」です。

実は、この単語は著者の造語。意味としては「マーケティングをしない」ということですね。

「売り込み活動をせずに、お客さんに商品を喜んで購入してもらう方法」について書かれた本でした。

どうやってマーケティングをせずに購入してもらうのか?

端的にお伝えすると、「TwitterなどのSNSを使ってお客さんと積極的に関わり、信頼を高めよう」ということがメインで書かれています。

実店舗でももちろん使えますし、小売店やフリマ、コミケ(!)でふらっと立ち寄ってくれたお客さんとの関係づくりを進める方法なども書かれています。

キンコン西野さんの本でも、モノを売るには「信頼」が大切ということが書いてありましたが、こちらも要はそういうことを伝えたいんだろうなと感じます。

【参考】「革命のファンファーレ」を読んでみた!レビュー、感想、内容、学んだこと、口コミまとめ

 

30日間Twitterチャレンジだったり、SNSに時間や資金、労力を投資して関係をしっかり築くことで売り込まなくても喜んで買ってもらえるということだったり、一見さんからどうやって次へつなげるのかといった内容はこれからの時代、必要事項になってくるのではないでしょうか。

SNSへの耐性は人によってかなり得手不得手がわかれる部分ですが、インターネットが当たり前になり、個人の信用が重要になってきている今現在を考えると、役立つ一冊だと思います。

ただ、実践するには人によってかなりマインドの壁を超える必要がありそうです。

いつもSNSを運用している人ならなんてことないんですが、「機械に疎くて」「SNSは苦手で」という人はまずはアカウントを取るというスモールステップから少しずつ進めて行くことをおすすめします。

 

「アンマーケティング」の内容、レビューまとめ

アンマーケティング ダイレクト出版

それでは、アンマーケティングの内容を一部ご紹介します。ピンときたら、ぜひ自分なりに実践してみてください^^

 

アンマーケティングを成功させるには、エキスパートだと認められつつ、関係性を築くべし

自分で名乗ること

自分でエキスパートだと思っているからこそ、お客さんは認めてくれる
→ただ、もちろんその分野での経験と訓練が必要
→そのためには、名乗ったうえで今ある知識を無条件で人を助けるために使おう

信頼ギャップ

まずは価格のことは忘れて、ギャップを埋めることから始める
→無料という手もあるけど、この本でおすすめされているのは「関係を築く」ということ
→SNSに時間、お金、労力を投資すべし
→SNSでお客さん、もしくは今はお客さんでない人たちと積極的に絡んで関係を築くことで「アンマーケティング」が可能になる

新規のお客さんを「特別扱い」してみるという手

まずは知ってもらうことが大切
→知ってもらうことにお金を投資しよう
→お金の回収は後ろにずらす!というか、しっかり投資していけば自然と信頼されて買ってもらえるようになる

 

SNSの上手な使い方

  • 一方的に自分の話をするのではなく、他の人との会話をメインにする
  • 自分の商品ではなく、人の役に立ちそうなリンクをシェアする
  • 週に1回5時間ではなく、毎日45分ずつ使うのが良い→早めの対応、返信する方が関係を作りやすい
  • フォロワーの人数ではなく、質を高める
  • ネガティブなコメントはスルーでOK(ただし、「より良くなる」「参考になる」クレームなどには真摯に対応した方が良いことも)
  • SNSのすべてのコメントや投稿が自分のブランドのイメージにつながるということを忘れない
  • 「自動でフォロワーが増える」「自動でツイートしてくれる」といったことをしない→他の人との関係は本物でなくなる

 

30日間のTwitterチャレンジ

アンマーケティング ダイレクト出版
1ヶ月間、自分の空いた時間全てをTwitterに捧げてみる
→著者は、フォロワー2,000人から1万人になり、売り込んだわけでもないのに講演の予約やコンサルティングのクライアントまでできた

【30日間Twitterチャレンジ方法】

  1. 絶え間なくツイートをする
  2. 役に立つツイートをする
  3. リツイートしやすいツイートにする
  4. 本当の自分でいる
  5. 顔を見せる

 

質の高いコンテンツを作るためには?

ここからは箇条書きではなく、ふつうの文章でお伝えします。

私もブログやサイトの記事を4年ほどたくさん書いてきました。

記事を書くうえでどんなところでも言われているのが「コンテンツの質を高めよう」といこと。

その「質の高いコンテンツを作る」ために、本書では

あなたが解決した顧客の問題で一番大きなものを書き出そう。
顧客を「痛み」から救済した経験だ。P236

と書かれています。

でも正直、「誰かの痛み、悩みなんて解決したことない」という人もいますよね?

そんなときにおすすめなのが、「自分が実際に悩みを解決した経験」を伝えていくということ。これも需要があります。

子どもが寝ないことで悩んでいるママさんは、「うちの子も寝なかったけど、こうしたら寝るようになったよ!」という体験談が欲しいんです。

もちろんやってみたことで実際解決するかどうかはわかりませんが、「手段」を一つでも多く知りたい人もたくさんいるわけです。

体験談、貴重です。

 

また、コンテンツを書くための3つのシンプルなステップについても書かれています。

まず、一番主張したいことを伝える。

そして、主張したことでうまくいった体験談や実例を伝える。

最後に、この体験談や実例からの学びと、どう行動すればいいのかを伝える。

 

このように書くと、それほど難しくないように感じるのではないでしょうか?

「そんなこと、もう知っている」という人もおられると思いますが、コンテンツを作るお仕事をされている方はぜひ自分の作ったものが主張→体験談・実例→学び・行動を促すという流れになっているかどうかチェックしてみてくださいね。

 

ほかにも、

  • メルマガ、ニュースレターで気を付けること、意識しておくべきこと
  • 今のお客さんを維持するためにすること
  • 講演やYouTubeで何かを伝えるとときに意識しておくこと
  • バズを起こしたマーケティングを成功させる4つの秘訣
  • 動画作り4つのヒント

といった内容もありました。

お客さんへ期待以上のサービスを提供すると、思わぬところで拡散され、人気になる時代。

そして、逆もまたしかり。

ダメな時もまた、拡散されてしまうという危険もはらんでいる時代です。

お客さんとの関係を強めて信頼残高を増やすためにも、時代の流れに合わせてSNSでのビジネス手法をしっかり学びたいなと感じた一冊でした。

 

 
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3.「アンマーケティング」目次、著者

目次

INTRODUCTION 0 心からの歓迎
顧客と接するあらゆる機会を大切にしよう…001
アンマーケティングの機会とは…003

PART 1 マーケティングの機会
CHAPTER 1 興味津々
何もかも変わってしまった。いや何も変わっていない…014

CHAPTER 2 購買ピラミッド
マーケットを味方につける…017

CHAPTER 3 エキスパートになる
ビジネスで良いスタートを切るための必要条件…022
自らを「エキスパート」と位置づける…024

CHAPTER 4 信頼ギャップ
無料にしただけでは、信頼は生まれない…026

PART 2 顧客を引きつける
CHAPTER 5 扉を開く
つねにターゲット顧客の目に入るところにいる…014

CHAPTER 6 初めての客を呼び込む
人は特別扱いされることを喜ぶ…035

CHAPTER 7 コールド・コール
勧誘電話やアポなし訪問がうまくいくとき…040
自分勝手ではなく、マーケットと積極的に関与する…042

CHAPTER 8 検索ツール
イエローページからグーグルへ…044
イエローページを使う意味はあるか…045
グーグル利用のメリットとデメリット…048

CHAPTER 9 潜在顧客を引きつける
プッシュ・アンド・プレイからプル・アンド・ステイへ…050
引き寄せて、離さないためのコンタクト…051

PART 3 ソーシャルメディアで会話する
CHAPTER 10 ソーシャルメディアの活用
マーケットとの会話には参加しなければならない…056

CHAPTER 11 ソーシャルメディア=会話
一方的だったこれまでのメディアとは何が違うのか…059
ソーシャル資産を投資せよ…061

CHAPTER 12 3つのカテゴリー
人々はソーシャルメディアとどう関わっているのか…065
会話的ソーシャルメディア…066
視覚的ソーシャルメディア…068
ダーク・ソーシャルメディア…069

CHAPTER 13 プラットフォームの構築
あなた仕様のソーシャルメディアに作り込んでいく…070
成功するプラットフォームを構築する3ステップ…071

CHAPTER 14 ポッドキャスト配信
ポッドキャトの番組を制作して気づいたこと…077

CHAPTER 15 成功するニュースレター
ソーシャルメディア・プラットフォームを軌道に乗せるには…081

CHAPTER 16 ゲームは変わった
インターネットは決して忘れない…084

PART 4 顧客の声を聴く
CHAPTER 17 顧客対応
カスタマー・サービス公開の良い面、悪い面…088
優れたカスタマー・サービスは、他社から抜きん出る武器になる…089

CHAPTER 18 静かな顧客
大きな声の客に惑わされない…095

CHAPTER 19 7つの大罪
ソーシャルメディアは新しい。でもやはり変わっていない…099

CHAPTER 20 ミレニアル世代の登場
すべての世代と上手にコミュニケーションを取るために…107

PART 5 ツールを活かす
CHAPTER 21 ツイッターで何ができるか
スコットのビジネスを変えたチャレンジ…112
30日間のツイッター・チャレンジを始める…113

CHAPTER 22 影響力を武器にする
大企業がマーケティングにソーシャルメディアを選ぶとき…120
ソーシャルメディアは結果も会話も生み出せる…121

CHAPTER 23 悪い状況を転化する
ドミノ・ピザの動画が野火のように広がった理由…125

CHAPTER 24 ピザを再定義する
ツイッターを使ったプロモーションで新規顧客を獲得する…128

CHAPTER 25 ネット荒らし
相手にしないことが一番の対策…131

CHAPTER 26 社会貢献
ソーシャルメディアで感動というメッセージを広げる…135
ツイッタソンを成功させる9つの鍵…141

CHAPTER 27 ウェブサイトの価値
あなたのウェブはオンライン上のハブになっているか…145
ウェブサイトがやりがちな古臭い間違い…146

CHAPTER 28 申込を邪魔するもの
手続きに余計な障害物を持ち込んではいけない…158

PART 6 顧客を満足させる
CHAPTER 29 経験ギャップ
顧客と接触するあらゆる機会を最適化する…164

CHAPTER 30 期待を超える
ハードルを高く上げ、維持し続ける─シルク・ドゥ・ソレイユ…167

CHAPTER 31 顧客満足の追求
既存顧客を満足させて顧客生涯価値を高める…170
購買ピラミッドの頂点にいるのは、既存顧客である…170

CHAPTER 32 顧客の流出を防ぐ
アンケートをとって顧客満足度を調査する…178

CHAPTER 33 ザッポスのサービス
全社員が顧客に関与する最高のお手本…181

CHAPTER 34 ロックポートに恋をする
1人の行動がブランド・イメージを大転換させるとき…187

CHAPTER 35 顧客への関与と商魂
利益に貢献する「顧客との関係」を構築する…190

PART 7 本物であること透明であること
CHAPTER 36 誰から学ぶか
億万長者の真似をしてはいけない理由…196

CHAPTER 37 本物であること
「あなたの会社の最高の資産はあなたである」…199

CHAPTER 38 消費者の声
誰がためにベル・モビリティの鐘は鳴る…204

CHAPTER 39 自動フォロー
自動化を持ち込めば、その関係は本物ではなくなる…211

CHAPTER 40 自動ツイート
自動的なメッセージで透明性は保てない…214

CHAPTER 41 見えないアフィリエイト
アフィリエイトを使うことで得られる恩恵と落とし穴…217

CHAPTER 42 テストモニアルの実態
推奨の言葉は、本当に満足した顧客からもらう…221

CHAPTER 43 ベストセラーのトリック
フェイク・ベストセラー2.0―システムをダメにする手法…225

CHAPTER 44 あなたは誰?
「在宅で仕事をする母親」をウリにしてはいけない…228

CHAPTER 45 「ハロー」は本物か
ウォルマートの「10フィートルール」は実践されている!?…231

PART 8 発信する
CHAPTER 46 アイデアの創造
素晴らしいコンテンツを書くためのステップ…236

CHAPTER 47 アイデアの配信
あなたに相応しい方法を選ぶ…240

CHAPTER 48 セミナーを開く意味
参加者に有益で実際的な情報を持ち帰ってもらう…246

CHAPTER 49 ウェビナー開催の注意点
電話セミナーから継承されても本質は何も変わらない…250
売り込みではなく、コンテンツを重視すべし…251

CHAPTER 50 バイラルになりたい
バイラル・マーケティングで成功するための4つの秘密…255
秘密その1 メッセージに次の要素があるか…256
秘密その2 “あなた”はバイラルにはならないか…258
秘密その3 成功を定義する…264
秘密その4 プロジェクトの創造、配信に適した手法を選ぶ…266

CHAPTER 51 動画を使うべきか
自分には、本当に動画が必要かを問うことから始める…268
動画制作で考慮すべきこと…269
動画作り4つのヒント…272

PART 9 関与を深める
CHAPTER 52 成功に備えよ
有名になることでもたらされる結果や可能性…280
バイラル・マーケティングの危険性…281

CHAPTER 53 覆面捜査
アンマーケティング捜査官は消費者保護の唱道者である…288
最高と最低の消費者体験を求めて…289

CHAPTER 54 心構えを変える
見ているだけの客を邪魔者扱いしていないか…295

CHAPTER 55 関与をめぐるおとぎ話
覆面捜査員が驚いたラッシュの接客…299

CHAPTER 56 トレードショーのおもてなし
顧客と積極的に関与する最高の機会…302
潜在顧客を気持ちよく迎える場にする…302
潜在顧客と一段高い関係を築く…307

CHAPTER 57 トレードショー体験の深化
ソーシャルメディアを活用して潜在顧客との関与を強める…312

CHAPTER 58 ネットワーキング・イベント
イベントを関係の始まりではなく、関係の拡大・発展にする…315

PART 10 過去・現在・未来の物語
CHAPTER 59 本のツールの進化
恐るべし、著者2.0の世界…320
電子書籍を愛してやまない理由…321

CHAPTER 60 アンツアーの物語
私たちのビジネスの由来や履歴がここにある…326

CONCLUSION 61 終わりは始まり
あなたの「会話」を始めよう…331

著者

●スコット・ストラッテン
●アリソン・クレイマー
「アンポッドキャスト」の共同ホストであるとともに、5人の子どもの両親であり、2匹の犬と2匹の猫の飼い主でもある。

本書の初版(原書)は、彼らが著した4冊のベストセラーの先駆けとなった本である。そこには、彼らが起業家としての経験、2つの学位(アリソン)短い被雇用者期間(両者)を通して形成した、変わりゆくビジネス社会についての考察と、世界中の読者への叫び声(これはスコットのこと。アリソンはもう少し自分を抑えている)が盛り込まれている。カナダ人が皆、受け身で礼儀正しいわけではないことは、彼らを見ればわかるだろう。

ペプシコ、サックス・フィクス・アベニュー、IBM、シルク・ドゥ・ソレイユなど名だたる企業が、大胆にも、彼らにアドバイスを求め、ついには『フォーブス』が、スコットをソーシャルメディアで影響力のある5人に選出するにいたった。

現在彼らは、世界各地での講演活動に忙しく、気が付けば、家庭での影響力ランクは10位と11位に落ち込んでいる。

 

 
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