田川欣哉さんの「イノベーション・スキルセット」読破しました!感想や内容、学んだことまとめ

この本をオススメできる人

  • イノベーションを起こせるスキルを身につけたい
  • プロジェクトをより革新的なものにしたい
  • センスを磨きたい
  • ほかとの差別化になるスキルや考え方を学びたい

 

 

 

1.「イノベーション・スキルセット」個人的な感想

「イノベーション・スキルセット」は、これからの時代に世界で生き抜くためにはどのようなスキルが必要なのかということについて書かれた本です。

結論から書くと、

「ビジネスやテクノロジーだけでなく、デザイン思考も取り入れられる人材が必要。そして、そんな人材が集まったチームこそがイノベーションを起こせる」

ということですね。

本書では、これからの時代に必要とされるビジネス×テクノロジー×デザイン思考(クリエイティビティ)のスキルを得るための方法についても学べます。

 

読んでいてまず思った非常に個人的な感想なのですが、デザインやビジネスに関する専門用語を表記するとき、カタカナ文字、横文字が多めで、サラッと読んだだけでは「?」となってしまう部分がありました。

なので、このアウトプット記事を書くにあたって、自分の中でわかりやすい、理解しやすい形に直してインプットしなおす過程で知識が深まった感じです。

たとえば、些細なことではあるのですが、「プロダクト」という単語が多数出てきます。でも、なじみがなかったのでその都度「製品、商品」に変換していく感じですね。(笑)

「本を読む」ということになれていて、ビジネスやデザインに関する専門用語や一定の知識を持っている人であれば、それほど苦も無く読めると思います。
 

ちなみに、私自身は一般的な(?)主婦であり、まったくデザインについての知識を備えていません。

「プロトタイピング」なんてことば、初めて触れましたもんね~。

デザインからの視点で物事を見たことがなかったので、「デザイナーさんってこういう流れでお仕事してるのか!」と新しい発見がありました。

最近読んできた本では、「このままでは日本ピンチ!」という流れが多かったんですが、本書では「第6世代ビジネス」という「デジタル×月額課金制のモデル」や「AI×ロボット工学」といった組み合わせのビジネスの流れをうまく捉えれば、飛躍する可能性があると書かれていたのが印象的です。

トヨタとソフトバンクの提携なんていうのも、これからの時代に向けての動きとのことで、日本の活躍も今後楽しみにしていきたいですね。
 

ケーススタディでは、実際にBTC型のプロジェクトとして羽田空港のラウンジ「POWER LOUNGE」、PMSに悩む女性をサポートするためのIoT製品「Monica」、全く新しい体重計(自主的なトライアルプロジェクト)「OTO」を生み出すためにどういう流れで仕事を進めたのかということが挙げられています。

ケーススタディを見ていくことで、自分が参加している、もしくはこれから立ち上げようとしているプロジェクトをよりイノベーティブなものにするためにどのように進めていけばいいのか参考になると思いました。

「ビジネス×テクノロジー×クリエイティビティ」

これからの時代を担っていく企業やリーダーには、必須の知識です。

 

2.「イノベーション・スキルセット」の内容や学んだこと

それでは、ここから本書を読んで、私が特に印象的で学び深かった部分3つ(+基本的なBTCスキルについて)をアウトプットしていきます。

わたし自身は個人で細々作業しているブロガーなので、「プロトタイプをつくる」というような「がっつり企業の人間のためのBTC」ではなく、基本的にはどうすればこれからの時代にも通用する人材に自分を成長させていけるのかという視点で読んでいきました。

あとは、ニーズやアイデアをどのように発掘していけばいいかというところも学べたので、それらを重点的にまとめていきます。

 

BTC型のチームでプロジェクトを進めて行くことで、イノベーションが起こしやすくなる!

「BTC型のチーム」というのは、

B=ビジネス
T=テクノロジー
C=クリエイティブ

これらを統合したチームということです。

個々の強みや得意分野はあると思いますが、自分の強みを軸足におきつつ、他の2つ(もしくは1つ)についての知識を深めていくことで、新しい視点で物事を考えられるようになります。

そして、それぞれ個人が2つ以上の知識を持つチームがあれば、より革新的な製品やサービスが生まれるという仕組みです。
 

n=1のデザインリサーチを身につける

あの有名なダイソンが新しいドライヤーを開発するとき、プロジェクトの中心のチームに1ヶ月間実際のロンドンのサロンで修業してもらったそうです。

生々しい現場で、どのようにドライヤーが使われているのか、どう保管されているのか、前後の作業はどんな感じなのかを体感することで、想像や取材だけではわからない悩みやニーズを単純化、一般化させずに複雑なまま理解することができます。

n=1のnとは、母数のこと。

ターゲットになる人たちをリサーチするときに、母数を増やして「大体みんなこんなことに悩んでいて、こういうニーズがある」とざっくりとらえるのではなく、実際に現場に飛び込んでみることで解像度の高いニーズを掘り起こすことができるという考え方です。
 

この考え方はとても新鮮でした。そして、納得感も高かったです。

より解像度が高いニーズを把握することは、ほかのライバルとの差別化につながると感じました。

また、少し角度を変えて、「日常、リアルに暮らしている中で、いつものことだと無意識にスルーしてしまっている不便さや不快感をもっと意識していこう」というひらめきももらえました。

もっと日常生活の中の解像度を上げる視点を持っていれば、ビジネスやブログのネタになるものがもっと掘り起こせるような気がします。

実践あるのみですね。
 

「ふせん」を使って簡単にセンスを磨くトレーニングができる!

クリエイティビティが高い人というのは、総じてセンスがキラリと光った人が多いですよね。

クリエイティブな思考を身につけようと思っても、そもそも自分にはセンスがないから無理…

 

と思いがちですが、ちょっと待ってください!

 

実は、簡単にセンスを磨く方法があって、この本で紹介されています。

必要なものは、3色(青、赤、黄色)の小さめのふせんと、デザインの雑誌や写真のみ。
 

そこに載っているものに対して、ひとつひとつ自分の好みや感覚でふせんをつけていきます。

青 いいね!
赤 これはだめだ
黄色 どっちでもない、もしくは自分ではわからない

察しの良い人であればわかると思いますが、「センスがない」という人は黄色が多くなります。

センスがいい人は、「好き」「嫌い」が一般の人たちよりも明確にはっきりしています。

この「ふせんトレーニング」はとても簡単に実践できますが、「YES/NO」のジャッジを繰り返すことができ、ジャッジを繰り返すことでセンスが磨かれていくそうです。

ふせんトレーニングをしばらく続けたあと、改めて自分で見返してみて自分の好みの傾向を文章にして表してみると、以前の自分なら気づかなかった自分の「好き」「嫌い」がわかるようになります。

また、そのふせんがたくさんついた雑誌などを、プロのデザイナーさんや自分よりセンスのある人に見てもらい、コメントしてもらうと、センスがまたグッと上がるとのこと。
 

センスが磨かれていくと、ほぼ黄色が出てこなくなります。

センスというのは、絶対的な正解はありません。ひたすら「どういうものが好きで、どういうものが嫌いなのか」という自分の好き嫌いの解像度を上げることが肝心になってきます。

ちなみに、さらにセンスのレベルが上がると、デザインの雑誌だけでなく、日常の中で目の前にある様々なものを「青、赤、黄色」の基準でとらえることできたり、赤や黄色のものをどうすれば自分なりの青に変えられるか一歩踏み込んで考えられるようになるんだそうです。

日々のトレーニングのたまものですね。

わたしも、「好きか嫌いか」のジャッジは日常的に意識していこうと本書を読んで思いました。
 

「たす」「ひく」「みがく」の考え方

複雑なものに対して、「たす」「ひく」「みがく」という3つのラベルを張っていくと、次に何をすればいいのかわかりやすくなります。

日本は、「たす」「みがく」は得意な場合が多いそうですが、苦手なのが「ひく」ということ。

この本でもありましたが、余白がないと、物事を良くしていく「みがく」の作業を取ることも難しいですよね。

自分自身で考えてみても、気になることやひらめきが多くて、やることがいっぱいになってしまいがち。さらに、そのどれもが中途半端なんです。

「ひく」と「みがく」が特に弱いので、まずは「やらないことを決める」という「ひく」という部分を気を付けていきたいです。

 

3.「イノベーション・スキルセット」まとめ

ふだん読むことのない「クリエイティビティ」や「デザイン」からの切り口の書籍「イノベーション・スキルセット」を読んでみて、新しい視点を学ぶことができました。

カタカナ文字、専門用語につまづくこともありましたが、こういう本を読むのもいい刺激ですね。

個人ブロガーであまり持っている人が少なさそうな「デザイン」の考え方やセンスを磨くトレーニングを積むことで、他のブログとの差別化を図れそうです。

これからの時代に重宝されていくスキルを身につけたい人や、デザインやクリエイティブな考え方を取り入れたい人センスを磨きたい人、私のように他のライバルとの差別化を考えている人には一読の価値がある一冊でした。

気になったあなたは、ぜひ手に取ってみてください^^

 

 

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