少し前に「ネットで『女性』に売る②」を読んで自分なりにまとめたんですが、この度一番目の本「ネットで『女性』に売る」を読んだので感想とネタバレ含むまとめを書いていきたいと思います。
次に出版された「ネットで『女性』に売る②」もそうなんですが、記事に生かしたいことたくさんあります。
自分の買い物を振り返ってみると「確かにそうだな」と感じることもあって、意識していない考え方や心の動き、あり方ををうまく説明してくれているなと思いました。
男性と女性の「買い物」の視点って、結構違うんですよね。本書に書かれていることを知っておいて、意識して文章を書くだけでも結果が変わる可能性は十分にあります。
気になったあなたはぜひチェックしてみてくださいね^^
- ネットで「女性」に売る、を読んだ感想と実践したいこと【ネタバレ】
- 「本当の自分を取り戻したい」⇒「本来の自分が目覚める」ニュアンスで伝える
- 実は本気で悩んでいない!?
- 「何となくイヤ」と思われないようにパッと見のデザインや色合いを調整する
- 文字だけではなく、より具体的にイメージできるように画像や動画を入れる
- 自分に近い日本人の女性画像より、外国の美女を使った方が惹かれる
- サイトの雰囲気やデザインは雑誌を参考にしよう!
- 最初の期待値は下げておいた方が感動されやすい!?
- 専門知識を提供するのではなく、お客様目線で翻訳することが大切
- スペックではなくイメージで!擬音語や擬態語を積極的に使って響く文章を書こう
- ネットという顔が見えないツールだからこそ、「そこに人がいる」という気配を積極的に出す
- 受賞歴、メディア掲載歴、ランキング1位などの権威性を活用する
- 数字は「私にぴったり!」のために使う
- 感情を揺さぶるための言葉を商品説明に加える
- 夢から醒めると購買意欲も低下…素敵な夢を見てもらい続けた方が吉
- 迷わせない!!探させない!!面倒なことは極力させない!!
- ネットで「女性」に売る、を読んだ感想と実践したいことまとめ
ネットで「女性」に売る、を読んだ感想と実践したいこと【ネタバレ】
では早速、「ネットで『女性』に売る」を読んで、アフィリエイター兼ブロガーとして今後意識したいことをピックアップしてまとめていきます。
今回は主に箇条書きメモっぽくアウトプットしていきますので、より詳しく知りたい方は本書をご一読くださいね。
「本当の自分を取り戻したい」⇒「本来の自分が目覚める」ニュアンスで伝える
・本来の自分を取り戻せるための魔法のアイテムがあれば、自分はシンデレラになれると思っているフシがある
→これさえあればもしかしたら…と思わせてくれるような「魔法のアイテムっぽいもの」を衝動買いしやすい
実は本気で悩んでいない!?
・心のどこかで「まだ大丈夫」「そのうち何とかなる」「やろうと思えばなんとかできる」と思っている
→現実逃避したいので、現実を直視させてもスルーされる
→なりたいイメージを見せるだけでOK
「何となくイヤ」と思われないようにパッと見のデザインや色合いを調整する
・感覚重視の女性は、特にサイトやブログの雰囲気を見て直感で「読む」「読まない」傾向がある
→サイトデザイン、文字の詰まり具合、文字のフォント、色合いなど
→女性に売るためには「パッと見、なんかいい感じ」と思われるサイト・ブログを目指すべき
・読みやすさ、わかりやすさ、一貫性も大切
→違和感があれば女性は買わなないし読まない
文字だけではなく、より具体的にイメージできるように画像や動画を入れる
・機能や性能、効果を細かく説明するより、買った後の幸せな私のイメージ画像を入れておいた方が衝動買いスイッチONになる
→使い方に関しても、文字だけでなく行っている画像を入れた方がよりわかりやすく共感されやすい
自分に近い日本人の女性画像より、外国の美女を使った方が惹かれる
・「本来の自分(完璧な自分)」は外国人の美女!?
→自分では「外国人さんがモデルって私たちと体型が違うから何着ても似合うよな」と思いながらもついカッコよくなりたくて買ってしまったりする
→海外の女性の写真や動画で見せた方が売れる(ユニクロでも海外のモデルを使っているのが多いのはこういう理由かも)
サイトの雰囲気やデザインは雑誌を参考にしよう!
・手持ちのサイトやブログのターゲットが手に取りそうな雑誌を買ってみて、雰囲気を研究してみる
→言葉の使い方やキーワード、サイトやブログの雰囲気など、女性はライフステージや年齢に応じて響くことが違ってくる
最初の期待値は下げておいた方が感動されやすい!?
・デメリットは正直に書いておいた方がいい
→最初の期待値が高いと「ダメだった」という残念感が強くなる
→最初の期待値が低いのに想像以上に良かったら「感動」
→いい口コミを広げてくれる
→女性たちが喜ぶ話題作りができないか考えてみる
☆口コミはかなり有効
→商品のメリットや特徴を表現するために、リアルなお客さんの口コミを使うことでイメージしやすくなる
→大絶賛口コミから商品の良いところを見つけて「選ばれる理由」として紹介することで強くアピールできる
専門知識を提供するのではなく、お客様目線で翻訳することが大切
ここは具体例が本書に載っていてとてもわかりやすかったので、引用させていただきます。
P88
リライト前
年齢とともに減少する軟骨部分を補って、スムーズな関節の動きを保ちましょう。リライト後
まさか85歳になった今でも、手すりを持たずに軽々と階段を昇り降りできるなんて。ずっと続けてきたおかげですね。
これ、すごくわかりやすくないですか?
リライト前でも意味としては十分通じます。言ってること、わかります。
が、イメージしにくいんです。
その点、リライト後の文章であれば、イキイキした85歳のおばあちゃんが笑顔で階段を上ったり下りたりする映像がスッと入ってきます。
通販番組でも日常の「あるあるネタ」から始まって、改善していく様子が描かれていたりしますよね。
徹底的に「お客さんから見た視点」で文章を書いていきましょう。売れるコピーライティングってこういうものなんでしょうね。私もスッとイメージがわいてくる文章、書けるようにしたいです。
スペックではなくイメージで!擬音語や擬態語を積極的に使って響く文章を書こう
・使った時の感覚がイメージできるような擬音語、擬態語を取り入れることで、商品の良さをイメージしてもらいやすくなる
→自分が欲しくなった(実際買ったものでも可)広告を見てみて、どの部分が自分に刺さったのかを研究して取り入れてみる
・どれだけ最上級のモノなのかというより、どれだけ自分にしっくりぴったりくるかを重視
→実際に買って使っている人がどんな場面でどんな風に使ってメリットを感じているかを伝える方が響く
ネットという顔が見えないツールだからこそ、「そこに人がいる」という気配を積極的に出す
・顔出しすると信用度がグッと上がるが、そうでなくてもイラストのキャラクター設定や経験談を盛り込むことで人間味アップ
→安心感、信頼感もアップ(スーパーで農家のおっちゃんの顔や名前が出ているPOPと同様の原理)
受賞歴、メディア掲載歴、ランキング1位などの権威性を活用する
・「なんかすごそう」と思わせると〇
→すでにたくさんの人が試してみて良かったという口コミが「失敗しなさそう」という安心感を生む
数字は「私にぴったり!」のために使う
男性:スペックとしての数字→機能や性能に納得するためのデータ
女性:自分にどれだけピッタリかを表し、「後押し」のための数字
→同じぐらいの年齢の人が14日で3キロもやせるんだから、私だってできるはず!
→具体的な変化を数字で表すことによって細かいイメージができるかどうか
感情を揺さぶるための言葉を商品説明に加える
・購入のために必要なのはまず「感情の揺さぶり」
→感情が揺さぶられたあと、説得や購入へのひと押しが効く
ex.牛乳× → 広い高原でのびのび育った北海道産100%のコクが深い牛乳〇
夢から醒めると購買意欲も低下…素敵な夢を見てもらい続けた方が吉
・現実感が出るとスッと醒めてしまうので、ずっと理想の状態を手を替え品を替え提示するとOK
迷わせない!!探させない!!面倒なことは極力させない!!
・購入ボタン前には疑問を残さないよう、送料やよくある質問などを載せておくと購入前の不安がなくなって買いやすい
ネットで「女性」に売る、を読んだ感想と実践したいことまとめ
女性は「シンデレラ」。シンデレラの夢を壊さないよう注意し、擬態語や擬音語をうまく使って楽しい未来を見てもらい、購入する気持ちの後押しをする。そして、いい口コミは積極的に使うべし。
ざっくり書くとこんな感じでしょうか。
もし今読んでくださっているあなたが男性で、女性をターゲットに商品を売っているのであれば、ぜひ一読してみてください。おそらく感覚や考え方の違いに驚くでしょう。
アマゾンレビューでは102件のレビューがあって☆4.4、☆5つが71%、☆4つが12%というかなり高評価の本。
ターゲットが女性であれば、男女問わず読んでみると学びがあると思いますよ^^
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