- 起業したい
- 無駄なことはせず、効率的に事業を育てていきたい
- 会社を成長させたい
- 会社はある程度大きくなりつつあるが、伸び悩んでいる
※公式で購入した場合、気に入らなければ書き込み、折り曲げがあっても90日以内に返品すれば全額返金してもらえます
「大富豪の起業術 」個人的な総合評価
著者のマイケル・マスターソンさんは、年商100億円以上の会社を2社、50億円以上の会社が2社、10億円以上の会社を10社以上をゼロから育てたスーパー起業家です。
毎年700億円を稼ぎ出し、アメリカで唯一天才と言われたマーケッター、ジェイ・エイブラハムさんでさえもリスペクトする、ただ一人の起業家として知られています。
そんなマイケルさんが書いた「大富豪の起業術」は、実際に30人の起業家を集めて行った参加費100万円の4日間セミナーを一冊に凝縮したとても中身の濃い本。
濃厚な内容なので、ほかの本に比べるとやはり分厚いです。4刷目の現在、あとがきや参考文献も含めると、495ページもあります。上下巻のバージョンもあるほど、分厚いです。同著者が書いた「大富豪の投資術」ほどまではいきませんが、なかなかこの厚みのビジネス書はレアなんじゃないでしょうか。
ネットビジネス……というより、リアル店舗立ち上げなどの方が役立つ部分は多いと思います。
アクセサリーのお店を立ち上げようとするマイケルさんの友人へのアドバイスも実際に交わされていたような会話形式で書かれていて、勉強になりました。
自分の目指すところまでざっと読んでもいいですし、必要な部分以外を飛ばし読みしてエッセンスをつかむという読み方もありますね。
ただ、行動するときは、自分のビジネスのレベルでは「してはいけないこと」をしないように要注意です。
「大富豪の起業術 」読みやすさ
4刷目は一冊にまとめられていてかなり分厚いので、本が苦手な方は最初ためらってしまうかもしれません。
が、前書きや序章をパラパラ読んでみてください。
「あれ?読みやすいぞ?」
そう、翻訳がうまいのか、すごく読みやすいです。少なくとも、私はサラサラ読めました。
分厚いのは、1冊に起業したてほやほやの人から年商50億以上の経営者までのやるべきことをカバーしているからですね。
私みたいなほやほやひよっこさんであれば、序章50ページ弱、幼児期120ページ弱ぐらいでも十分ですし、ちょっと予習としたいなら次の段階である少年期(100万ドル~1000万ドル)の200ページ弱を読めばいいので、一般的なビジネス書ぐらいの量です。
マイケルさん自身のストーリーで語られているのが特徴で、だからこそ読みやすい。
重要なことは繰り返し形を変えて語られていますし、それぞれ最後にまとめも入っているのでとても良かったです。
「大富豪の起業術 」役立ち度
起業全般に関する本ですが、アフィリエイターである私にも有益な情報がちりばめられていました。
そして、アフィリである程度成果が出だしたら、新しい分野でのビジネスを考えている私にとってとても有益な情報が盛りだくさんでした。
人を雇う気は今のところないので、そこら辺は飛ばしましたけどね。
あと、本書の中で、他の海外のビジネス書のエッセンスがいくつか盛り込まれています。
「山田太郎さんの著書である『○○』には●●といったことが書かれていて……」みたいな感じでしょうか。色々かじれてちょっとお得感もありました(笑)
個人的には、「大富豪の仕事術」もそうなんですが、マイケルマスターソンさんの本が好きですね。読みやすいですし、学びが多いです。ダン・ケネディさんより、マイケルさん派かな。
「大富豪の起業術 」実行しやすさ
その時期「やらない方が良いこと」を知ることができるのはとても大きいです。無駄なお金や時間を投資して遠回りをしなくてもいいんですから。
マイケルさん自身の体験談や友人にアドバイスしたことに倣って日本流にアレンジすればいいので、実行しやすいと思いますね。
ただ、幼児期で大切だと言われている「販売」や「マーケティング」に特化したものでないので、それぞれの分野で深く学んで取り入れたいのであれば別の書籍も読むことをおすすめします。
ま、でもこの本だけでもある程度最低限の知識を付けることは可能ですけどね。
「大富豪の起業術 」で学んだこと
幼児期(年商0~100万ドル)をクリアするためにするべきこと
私自身、がっつりここのレベルなので、この部分で学んだことを書いていきたいと思います。
というか、これ以上の規模に育てる予定は今のところ全く考えてません^^;
100万ドルって……年商1億以上ですよね?
家族である程度ゆったり生活ができるぐらいの収益で良いので、幼児期を謳歌できれば大満足です。笑
幼児期にやる必要があること
1.事を進める
→商品を販売する方法を知っている
2.商品を売る
→その販売方法を実践できる
当たり前のことですね。でも、これができてないから稼げていないんですって。
最初にやっちゃいけないことは、 オフィスを借りて家具をそろえたりするといった「販売以外」をすること。
これに時間や熱意を投資するのはダメです。
●年商1億までの主な問題点
自分が何をしているのかわかっていない●主な課題
販売による利益を初めて出す●主に必要なスキル
「大富豪の起業術」P78
商品を販売する
「商品を売ること」を絶対まず第一に優先しなければいけないのにそれ以外に時間やお金をかけてしまうというありがちな罠にかからないようにしましょう。
販売活動とそれ以外に費やす時間やお金は8:2ぐらいがいいとマイケルさんは言っています。
(レストランや製造業は除く)
完璧でなくてもいいので、売るに値する品質の商品をとりあえず作って売る、そして売れたら改良していくというのがベスト。
最初に売れた時期が早ければ早いほど成功する可能性は高くなります。
アフィリエイターで言えば、1つのサイトにこだわってサイトデザインや装飾などの見栄えを良くすることばかり考えたり、ツールやアフィリエイト方法論をやたら買い漁ったりするのはナンセンスです。
思い立ったらまずどんなにしょぼくてもいいので先に色んなパターンでサイトの数を作ってしまって結果を見てまた改良していくなど、実際に手を動かしてPDCAのサイクルを回すことが大切。
「あれを勉強してから」「こっちのことをもっと知ってから」じゃなく、行動しながら改善を繰り返して行こうということです。
本書で書かれていた事例では、アクセサリーのお店を立ち上げようとする友人へのアドバイスとして、商品の質や宣伝うんぬんよりもまず地元のフリーマーケットなどで売ってみることをすすめていました。
あと、それと同時に「売りたい価格で買ってくれる市場があるかどうかを調べることが先決」というのも書かれてあって、そりゃそうだなと思いました。
新たな業界に足を踏み入れるときは、売れるかわからないアイデアにがっつり投資するよりまずはなるべくお金をかけずに市場調査を行う方が安全、とのことです。
スタートはまずライバルを真似しよう
販売方法としては、「まずはほかの人と同じことをやる」ことを勧めています。価格や条件、お客さんをどこでみつけるかなど、まずはライバルに見倣ってまずは経験を積むことが大切です。
経験を積んで自分のレベルが上がれば、「差別化」のアイデアは浮かんできます。ですがそれはステージ2(年商1億~10億)でやるべきこと。立ち上げ当初はまず、すでに上手くいっている人たちの真似をすることが一番賢いやり方です。
ライバルから特に知っておくべき情報としては、「どこでお客さんを見つけてくるのか」ということ。どんなところに広告費用をかけているのかをチェックしていく必要があります。
そして、お客さんを見つけることができたら、「お客さんに適した商品サービスはどれか」ということ。「どれか」と書いていることに注目です。
「大富豪の起業術」P123
1つではなくいくつかの商品アイデアを試す準備をしておけば、成功のチャンスは増えるだろう。
一つで当てにいくより、そりゃ武器はたくさんある方がいいですよね。上手く当たったものは、それを激押ししていくスタイルが良いとのことです。(ステージ1のうちは)
ベネフィットのさらに下を深堀りする
「商品のことを伝えるのではなく、お客さんが得られるベネフィットを伝えるようにする」
これはもうあなたもご存知だと思います。
ですが、本書ではさらに「ベネフィットをさらに深堀りする」ことを勧めています。
「ベネフィットを深堀り?どういうこと?」
例えば一本の鉛筆があります。特徴でいえば、例えば「鉛の混合物でできた芯を含んでいる」ということ。まずこれを伝えてもお客さんには響きません。「ふーん、それで?」となります。
「鉛筆で書いたものは、たとえ間違えても消しゴムで消し、修正することができる」これがベネフィットです。「なるほどね、それなら便利そうだ」となるかもしれません。でもまだちょっと弱いです。
では、さらにこのベネフィットをさらに深掘りすると……
「大切な人に贈るための手紙を鉛筆で下書きすることで、一発書きしたときのような緊張感を和らげる。さらに、一発書きして失敗したときの残念感と悔しさ、面倒くささ、イライラ感を軽減することができる」
こんな感じでしょうか?
「多少大げさに(もしくは無理があるとさえ)思えるかもしれないが、それで構わない。」
「大富豪の起業術」P148
「抽象的な表現は避けた方が良い。顧客が成功することを望んでいると思うならば、『成功』を具体的に定義していく。」
ベネフィットを深掘りするためには、対象となるお客さんに合わせたものを伝えるべきですね。「誰に対して伝えるのか」を徹底的に考えることが重要ということがよくわかります。
お客さんを絞り込み、そのお客さんに喜んでもらうことに気をかけるようにしましょう。
とにもかくにも幼少期では、商品の販売に大半の時間と体力、労力をかける。
これ、必須です。忘れずにいましょう。空いた時間は販売とマーケティングについて学びましょう。私も念頭に置いておきます。
その他、
- OSS(最適販売戦略)の内容と4つの秘訣
- 最適な最初の商品を選ぶ5つのステップ
- 商品サービスの最適価格を見つける方法
- 最高のキャッチコピーを作る4つの方法
- 既に確立された市場に新商品を投入し、成功したいのであれば、行うべき方法
- 強力なUSPの3つの側面
- USPを「売る」ための4つの要素
- 初めての広告キャンペーンを打つための簡単チェックリスト
- ビジネスについて学ぶ方法2つと、実際に学んだビジネスで成功した人の特徴
- チームを指導するためのコツ
- 創造的なブレーンストーミングの定石
- 収入を1度、2度、3度と倍増させる方法
- 欠点はあるが楽な新商品開発方法
- 熱くなるべき3つのこと
- 行動が止まってしまった状態から動き出すための5つの方法
- 良いアイデアを実行するスピードを上げる方法
- 販売とマーケティングの天才になる方法
- 3つの基本アプローチで収入を急増させる方法
- 顧客の生涯価値を特大にする方法
- 継続的に良くなる素晴らしい商品を生み出す方法
- 買いたいという情熱をどのように刺激するか
- 事業を適切に変化させるには
- 優秀な人材をそろえる方法
- 株式公開について
- 非公開で事業を売却する方法
少し掘り下げてお伝えした内容は、「幼児期(立ち上げ~年商1億円ぐらい)」の部分です。それ以上を狙うなら別のことに注力、切り替えしていく必要があります。でないと、伸び悩んでしまうんだそう。
さらに具体的なことは本書に載っているので、より濃いヒントが必要であればぜひ手に取ってみてくださいね!
「大富豪の起業術 」その他の口コミ
中小企業の起業家のための本
タイトルが「大富豪の起業術」だったので、「一度起業に成功した金持ちが、次の起業をする際に役立つ本」ぐらいに思って手を出してなかったのですが、事業ステージ(売上が0~1億、1~10億、10~100億、100億~)に合わせて何を重視するのか、何をアクションするのか、が書かれている本だと知り、早速購入して現在読んでいる最中です。
自分は起業してちょうど1年で、なかなか計画通りに成長できないでくすぶっている真っ只中だったので、この本はバイブルになる可能性を秘めていると感じています。
ただ「読了する」だけでなく、自分の場合は0~1億の事業ステージを熟読し、重要な部分は赤線を引き、Mindmapを駆使して自分のビジネスに当てはめるための体系化をしています。
良書は良書ですが、使い方次第だと思います。
必読書
事業をやるならこれは読んでおかないといけないと思う1冊。また今お勤めしているのなら、自分の会社がなぜうまくいかないのかも見えてくるはずです。
巷にあるビジネス書はある一定の時期には役に立つけど、その時期を過ぎれば使えなくなります。
もう使えないのにずっとそのビジネス書や間違ったことが書いてある本に惑わされるより、今の自分の状況に合わせて的確なアドバイスを書いている本書の方が何十倍も貴重です。
「今、あなたはこういう時期だからこうした方がいいですよ。ただし、この時期にはこういう罠があるのでこうやって回避してくださいね」
こんな感じなので最強のコンサルタントを本にして雇っている感覚。ものすごく心強いです。
おすすめというレベルではありません。読むべき1冊です。
● 経営者ならばこの本は読んでおくべき!
今まで起業に関する本は数多く、本当に数多く読んできましたが、そのジャンルのなかでは本書はダントツでベストです。
だからといって今まで誰も発表してこなかった斬新なアイデアや、何か目新しいことが書いてあるわけではありません。
常日頃、真剣に会社の利益や自己を向上させようと月に数十冊はビジネス書や心理学をはじめとした学術書を読む習慣が確実に定着している方ならば知っていて当然であり、常識中の常識のことが書いてあります。(あまり本を読まない方にとっては目新しい情報ばかりかもしれませんが)
ですので、この本は著者が独自で発見した新しい概念に触れることができるようなものではありませんし、そこに期待してもいけません。
決して奇をてらったものではなく、本書で説かれている内容はいたって正攻法です。
なのになぜ私が本書は数多く出版されている起業本のなかでダントツでベストと言い切れるかというと、
そういった
“常日頃学んでいる人にとっては知っていて当然、常識中の常識、といった物事を「いつ」「何を」「どのタイミングで」実行に移すべきか” といった話をここまで具体的に、しかも体系的にまとめられている本を読んだことがないからです。
ズバリこれが本書の最大の”USP”と言えるでしょう。
もちろんこの本を一冊を読んだからといって誰もが(私を含めて)スモールビジネスから始めて大企業にまで登り詰められるかというとそうではないでしょう。
また、本書で説かれているそれぞれのテーマについて、より深い知識を獲得するためさらに他の本を手に取ったり、場合によってはセミナーなどに参加する必要が出てくるでしょう。
しかしながら「いつ」「何を」「どのタイミングで」実行に移すべきかを知っていて動くのと、知らないで動くのとでは肝心のビジネスの結果に雲泥の差が出ると思います。
私の会社は本書でよるところの「ステージ1 幼児期」なのですが、もう少しで「ステージ2 少年期」に到達できます。
今までまともに会社勤めをしたこともない人間による初めての会社だったので、最初は何をどうしていいのかすら分からず、様々な紆余曲折を経験してきました。
しかし、本書により、これから「ステージ2 少年期」にチャレンジするにあたって、何となく不安だったりしていた部分がクリアになり、我が社でやるべきことがハッキリと分かりました。いうならば宝の地図を手に入れた気分です。
本書はあなたのビジネスにとって必ずや灯台の役割を果たすことでしょう。
ジェイを学んでいる方も必需品です。
私はこの本は是非マーケティングの巨匠ジェイ・エイブラハムの書籍・セミナーで学び実践している方にも読んで頂きたいです。
なぜならば、この本はジェイが書籍・セミナーで話していることも紹介されており、抽象的でイメージしにくいところを具体的に細く説明してあり、誤った解釈で実践することがなくなるからです。
ジェイとの本でどのように使うのが良いのか読みながら考えました。
1つがジェイの書籍を読む前にまずこの本を読んでからジェイの書籍を読む。もう1つがジェイの書籍で分からないことがあった時に辞書代わりに使うです。
この本の下巻を読んでいて少し残念なだと感じたことがあります。それは社員の階層について書いてある部分で文章ではなく、図があったら良かったと思いました。
最後にこの本を手にしたら、ブログ・ソーシャルメディアを使って自称キャラ戦略コンサルタントが言っていることが如何に薄っぺらく、効果がないことがわかります(メイベン戦略を理解し実践している方もいますが)。
完全返金保障付きなので、今すぐに購入すべきです。
星5個じゃ足りない!!
この本、凄すぎる!星5個じゃ足りない!10個ぐらい必要だ!!と思ったのが、率直な感想。
起業術だが、経営者だけが読むのはもったいなさすぎる。営業、マーケティング、企画担当などの雇われている側も読むべき本である。
なぜか?
規模別に会社としてのやる事が書いてあり、経営者ならば、会社を成長させる為に何をしなければいけないのかわかる。
しかも、わかりやすく実践的に書いてあり、経営の迷いを消してくれる。
雇われる側としては、今、自分の会社がどういう事をしているのか、すべきなのかがわかり、それに対して自分はどのような仕事をすべきか、自分はどうあるべきかがわかる。
また、会社が良い方向に進んでいるのか、悪い方向に進んでいるのかの判断基準になる。
経営の本だが、間違えなく、全ビジネスマン必読の本。
会社が今後どのような事をするか、すべきかわかるから、未来がわかる本。
買うのを迷っている人は、迷っている時間がもったいないですよ。
本当オススメします。
困ったときに読みなおしたい本
良書です。
本書はビジネスを成長段階に応じた4種類のステージに分けて、それぞれのステージにおける課題と解決策を述べています。
自分のビジネスに該当する部分を読めばてっとり早く自分にあったアドバイスにたどりつけるので、他の書籍のように最初から順に読み、当てはまるところを探す必要はなく大変便利です。
表現も易しいため大変読みやすく、内容も濃いです。
ポイントごとにメモしつつ付箋を貼っていくと最後には付箋だらけになってしまいました。
どの辺が濃いかというと・・・
◎多くのビジネスに携わった著者ならではの、成功・失敗ビジネスの実例もふんだんに盛り込まれており、その明暗を分けた要因がそれぞれのケースの比較を通してわかりやすく描かれています。
◎また、事業課題に対する解決策として、考え方や大きな方向性と共に、意外にも具体的な小手先テクニック(使えるセールストークなど)も要所要所に含まれているので、読み応えがあります。
◎重要なメッセージ・キーワードは章を横断して一貫して発せられているので、読み終えた後も印象が強く残る点も素晴らしいです。実際これを書いている現時点で、読み終えてからしばらくたっているがそれらは頭に残っています。
自分のビジネスをこれから立ち上げる人にも、既に持っている人にもいい指南書になると思います。
1億円にたどり着くための宝の地図
「えっ?」
主な問題点:「自分が何をしているのか、よくわかっていない」
年商0から100万ドルのビジネスで、主な問題が上記だとは正直、驚かされた。
でも、自分もそうだが、これは真実だと思う。
特に、この大富豪の起業術・上巻で書かれているように、販売力の追求こそが0からビジネスを立ち上げ、継続して利益を出して行く上で何よりも大切だと改めて思い知らされた。
そして、何をすれば良いのかが明確に分かったのは、宝の地図を手にした感じだ。
しかも・・・
MBAでは優れた経営戦略は学べるけど、どこの段階で何が起きて、それがどういう結末まで行き着くのかまでは教えてもらえない。その答えが明確にこの本には書かれている。
そして、どの時期に何が一番大切で、自分が手を引くタイミングまで書かれているから、もう驚きだ。
これだけビジネスの立ち上げから、経営、成長にまでじっくり書かれた本は他にはないでしょう。事実、過去1500冊以上本を読んで来ているが、未だに出会ったことがない。
この本と出会えたことは、私の人生に大きな幸せをもたらしてくれた。きっと「どうしたらもっと会社を大きく出来るんだろう・・・」「何をすれば良いんだろう・・・」と悩んでいる多くの起業家や経営者を救ってくれるバイブルだと思う。
タイトルが悪い
この書籍のタイトルを見た時「この本は結局自己啓発的な本なんじゃないか?」と半信半疑でした。きっと上下巻2冊のお得感がなければ買っていない人も多いんじゃないでしょうか。
そう、タイトルはこの本の良さをほとんど反映していません!
全体を通してこの本は、非常に具体例が豊富。
<第一ステージ>では販売の重要性を伝えています。
やることを間違えてしまった起業家の行く末の事例、最適な販売タイミングの事例、価格の事例、比較の仕方の事例
営業が重要な事は我々起業家は十分知っていますが、それにもかかわらず、多くの起業家がどうして間違ってしまうのか?
この点について詳しく解説があります。
他の本と違い説得力があるのは、この事例の多くがマイケルマスターソン自身がコンサルをした豊富な経験を元に書いているということです。
<第二ステージ>では、新しい顧客の生涯価値を最大限にする方法についての
ノウハウが書かれています。
『本当に優秀な営業マンはどんな販売の仕方をするのか?』この点があるストーリーを元に非常に明確に定義されており、
経験の浅い経験者が陥る思考パターンも紹介しています。
第三ステージと第四ステージについては興味がないので読んでいません。
<おすすめする人>
・第一ステージ、第二ステージでの成功事例と失敗事例をできる限り多く吸収し、それを自分の仕事に応用する思考を持っている起業家、営業マン
・最高の販売(営業)とはどういう方法なのかを知りたい販売者
・営業に偏見を持っている20代・30代の起業、フリーランス、コンサル志望の方。
・売上が上がらない理由がよくわからない経営者の方
最後に、、、、
起業・販売に関する和書を100冊読んだって、この本に書いてあることには出会えないと思いますよ。
残念ながら、読んだ人にしかわかりませんが・・・
「大富豪の起業術 」目次、著者
目次
PART1 自分の可能性に挑戦する
序章 この世で最高の仕事
1 次のレベルに達するには
2 なぜ従業員規模が重要か
3 5つの才能を兼ね備えたビジネスの天才になる
PART2 ステージ1 幼児期
4 販売の重要性
5 OSS(最適販売戦略)と初めての商品を売るための4つの基本的な秘訣
6 キャッチコピーの達人になる
7 ステージ1 の段階で次に優先すべきこと
8 ステージ1の起業家が遭遇する問題、課題、チャンスのおさらい
PART3 ステージ2 少年期
9 100万ドルから1000万ドル以上へ
10 イノベーション──ステージ2 の成長の鍵
11 スピード 「構え、撃て、狙え」を事業に導入する
12 構える
13 何を待っているのか? 早く撃ち始めよう!
14 商品の狙いを定める
15 マーケティングの狙いを定める(パート1)短期集中コース
16 マーケティングの狙いを定める(パート2)買いたいという情熱を理解する
17 「 構え、撃て、狙え」方式で、始め!
18 ステージ2で経営者が直面する困難、課題、そしてチャンス──復習編
PART4 ステージ3 青年期
19 ステージ3への転換
20 大企業トップへの変身
21 ステージ3 の事業に優秀な人材をそろえよう
22 ボトルネック・官僚主義・政治的駆け引き
23 ステージ3で経営者が直面する困難、課題、そしてチャンス──復習編
24 最後のビッグチャンス
25 自分の会社の主要投資家になる
著者
●マイケル・マスターソン
年商100億円以上の会社を2社、50億円以上の会社が2社、10億円以上の会社を10社以上保有、ダイレクト・レスポンス・マーケティングの世界で屈指の実積を誇るスーパー起業家。
その事業構築手腕は多くの起業家、マーケッターから高く評価され、推薦文等を書くことがないジェイ・エイブラハムが本書に序文を寄稿するほど。
コンサルタントとしての経験も豊富で、情報出版、投資アドバイス、健康・栄養、バー、レストラン、店舗用家具、美術品販売、塗装、大工、プール建設、広報、キャリア開発、 宝飾品、香水・化粧品、装身具、ベビー用品、カセットテープ講座、雑誌、ニュースレター、本、不動産開発、賃貸不動産管理、スポーツ・フィットネスなど数々のプロジェクトを 成功に導いている。
45万人の会員を誇るメールマガジン「Early to Rise」の発行人でもある。
※公式で購入した場合、気に入らなければ書き込み、折り曲げがあっても90日以内に返品すれば全額返金してもらえます
コメント
[…] 「大富豪の起業術」 […]
[…] ちなみに、実際のビジネス戦略なども書かれていますが、もしもっとビジネス戦略を深く学びたいのであれば、同著者の「大富豪の起業術」を読む方が学べると思いますね。 […]
[…] ちなみに、マイケル・マスターソンさんは他にも「大富豪の仕事術」や「大富豪の投資術」、「大富豪の起業術」といった本があります。これらもとても学び深い本なので、良ければこちらもどうぞ^^(大富豪の投資術がこのブログでは一番人気!) […]
[…] ちなみに、実際のビジネス戦略なども書かれていますが、もしもっとビジネス戦略を深く学びたいのであれば、同著者の「大富豪の起業術」を読む方が学べると思いますね。 […]
[…] ちなみに、マイケル・マスターソンさんは他にも「大富豪の仕事術」や「大富豪の投資術」、「大富豪の起業術」といった本があります。これらもとても学び深い本なので、良ければこちらもどうぞ^^(大富豪の投資術がこのブログでは一番人気!) […]