「脳科学マーケティング100の心理技術」の内容要約と口コミついて@消費者心理を生かした販売戦略

脳科学マーケティング100の心理技術 口コミ 内容 コピーライティング
この本をオススメできる人
  • 脳の働きを生かして「売れる」戦略を立てたい人
  • ネットビジネスの他、接客やセールスに携わっている人
  • すぐに実践できる「売る」ための具体的なテクニックを知りたい人

※公式で購入した場合、気に入らなければ90日以内に返品すると全額返金してもらえます

「脳科学マーケティング100の心理技術」個人的な総合評価

この本は、数々の脳スキャン・脳波測定などの研究結果に基づいた「販売の科学」の知識が得られる本です。

例えば、チャプター2の「五感を刺激して売り込む」という項目やチャプター7の「脳が喜ぶ接客スキル」など、読んでて「へぇ~、そうなのか!」とおもしろ雑学を知った気分にもなるので、とても楽しみながら読み進めていくことができました。

「脳科学マーケティング100の心理技術」読みやすさ

図や表はなく、文章で埋められている論文調の本です。

箇条書きの部分もあまりなくパッと見て読みにくいかなと思いきや、実践ポイントとしてまとめられていたり、小見出しが多用されていたり、難しい表現や単語がそれほど多くなかったり、余白を上手く取り入れていることで読みにくさが軽減されているように感じました。

「脳科学マーケティング100の心理技術」役立ち度

ネットビジネスで役立つものももちろん多くありますが、実際の店舗経営だったり、接客だったり、セールスにも十分役に立つ内容になっています。

ただ、
「ブランドに合ったテーマ曲を作る」
「香りつきの商品を作る」
「雑談のスキルを磨く」
「顧客の右から話しかける」
「高階層にオフィスを設置する」
など、サイト作りに生かすのに難しい部分もあるので☆-1にしました。

「脳科学マーケティング100の心理技術」実行しやすさ

「赤ちゃんの写真を使う」
「パーセント表示の使い方」
といった具体的なことはすぐにでも取り入れられますが、自分の分野に落とし込むためにはひとひねりしないとならないところもあります。(「記憶に残してもらうためには、オリジナリティのあるサイト作りを心がける」という風に解釈しました)

「販売の科学」を全般的に扱っているので使えるものは多いのですが、必要に応じて書かれていることを抽象的に考え直し、自分に落とし込むという手間が項目によっては必要です。

「脳科学マーケティング100の心理技術」の内容要約

脳科学マーケティング100の心理技術 口コミ 内容

ケチな人にも通用する「売り方」@「脳科学マーケティング100の心理技術」要約

P22「何かを買う行為により、脳の痛みの中枢が活性化する」

そう、何かを買ってお金を使うと、脳は「痛い!」と感じるんです。

更に、痛みが一般より強く感じてしまう人が、いわゆる「ケチ」な人。痛みがあまりにきついので、一般的に妥当と思われるものに対しても出費を控えてしまいます。

逆に、ほとんど痛みを感じない人もいて、それがいわゆる「浪費家」という人です。

ちなみに、13,000人以上の調査の結果、

ケチ ・・・24%
浪費家・・・15%
買うものの値段と痛みが相応の人・・・60%

なんだそうです。

倹約家とケチも根本的に違っています。
倹約家は購入の際、痛みはそれほどなくて、ただ単に節約を楽しんでいるだけ、とのことです。

これもちょっとした豆知識ですよね~。

本書ではもちろんそれだけではなくて、「ケチ」な人にも効果的な「売る方法」が書かれてます。今回は、その学びをシェアしたいと思います。

割安な価格を提供する

 値引きして、価格そのものを安くすることが一番良いんですが、なかなかそうはいかないですよね。

そこで、この「購入する痛み」を極力減らす方法として、例えば「年会費12,000円」ではなく、

「月々1,000円」
「1日約33円」

と書くことを勧めています。

結局支払う金額は一緒なんですが、書き方を変えるだけで印象が変わり、「購入する痛み」を軽減することができます。

言葉遣いに注意する

「書き方を変える」というのと一緒なんですが、ケチな人には、「100円」と書くより、「わずか100円」と書いた方が反応がいいそうです。

ちょっとした違い何ですが、すぐに試せてこれだけで反応が変わるなら、やるしかないですよね^^

痛点を繰り返さない

お寿司の値段の付け方のように、一貫○○円、一皿○○円だと、食べるたびに値段が上がっていき、痛みを繰り返します。

積み重なっていく値段の付け方は、最も値段の付け方としては痛みの強いものなんだそう。

なので、

「すべて込み」
「定額」
「まとめてセット価格」

の方が、例え割増し価格になったとしても、痛みはマシなんだそうです。

そして、痛みを最小限に抑えれば売り上げが最大限に伸びるわけで、ちょっとこの項目からは逸れますが、「後払い」「返金保証」「分割払い」といったことをすればより効果的です。

重要なニーズをアピールする

ケチな人にとっては、「快楽」や「楽しみ」をアピールした商品への反応は薄いそうです。

それよりも、「実利性」

「痛みが和らぐ」などの、実利性を強調した方が反応が高まるそうです。

(浪費家の場合、実利性ももちろんですが、「快楽」「楽しみ」を強調するのも反応が高いとのこと)

本書P276~278に詳しく載っているので、気になる方はぜひ買って読んでみてください。ネットビジネスにしろ、リアルビジネスにしろ、使いやすいテクニックですよ。

もう一つ、読んでて初めて知った「写真の使い方」についてシェアしたいと思います。

脳が喜ぶ写真の使い方@「脳科学マーケティング100の心理技術」要約

「赤ちゃんの写真」は、反応を高められるものとして割と知られていると思いますが、「その赤ちゃんが見ている方向」も大切ということはご存知でしたか?

読者に向かって微笑んでる赤ちゃんの写真ももちろん反応はあるんですが、肝心な「見出し」や「広告文」がほとんど注目されていないという研究結果が出ました。

ですが、

その赤ちゃんが、見出しや広告文の方を見ていると、その目線につられて読者もそっちを意識するようになるんです。

このちょっとしたテクニックを知るだけでも、写真の選び方、変わりますね~。そして、人の脳の無意識な部分って面白いな~と思いました。

他にも、

  • 価格が脳に与える影響
  • 適切な価格表示方法
  • 効果的に「おとり」商品を使う方法
  • 男性脳、女性脳を刺激する、それぞれに合った文章の書き方
  • 五感を刺激するブランディング方法
  • 優れた社員を雇うヒント
  • 顧客を囲い込むために使えるテクニック
  • 顧客に信頼してもらうためには
  • 対面営業で使える顧客に買ってもらえるようになるためのテクニック
  • 交渉の場で使ってはいけないものとは
  • 買う気を起こさせる言葉とは
  • 脳を刺激する映像メディア活用法

などについても書かれています。脳科学で裏付けされたテクニック使ってみたいあなたは一度読んでみてくださいね。

「脳科学マーケティング100の心理技術」その他の評判、口コミ

今日誰かを確実に喜ばせたいならこれを読むといいです

*この商品のオススメできる点
人間の心理を自然にコントロールし、自分にあったものだけを根拠を基にすぐ使え、それがこの本の技術であるなら、結果は言うまでもない!!と思います。

*他とは違う点
100の技術の結果が数字化されている点。

*オススメできない点(弱い点)
成功したくはない。と強く願っている人

*どんな用途に使えるか
(本物の成功本の場合どれも同じですがそれが当たり前でもあると思います)
仕事に、家族やパートナーとのコミニュケーションに、今の自分に満足していない人。

*どんな人に役立つか
人をコントロールするのが苦手な経営者の方。
受付や事務で実は人と話すのが苦手な方。
自然に数字をあげれるルーティンを作りたい方。
ご主人や奥様やお子様をさりげなく喜ばせたい方。

いかに「得だ」と思わせるか

いかに「買うと得」「あっちよりこっちのほうが得」と思わせるかのテクニックが満載です。

売りたい商品を良く見せるためのダミー商品の置き方など、おー怖い、と思います(笑)

顧客は損得勘定で動くわけですが、そこを刺激する方法が盛りだくさんです。
金額からプライドまで、幅広く心をくすぐる手法が載っています。

マーケティングを簡単にしてくれる本

マーケティングは顧客理解に尽きるとも言えます。

その理解を促してくれるのが本書なので、 新事業、新企画、改善、などあらゆる場面で助けになってくれます。

どうやって使えば良いか、場面が具体的に想像できるので、今すぐに役立てられます。

しかし「マーケティングとは何か?」を学ぼうとするなら方向性が違うので、そういう方は違う本を買ったほうがいいと思います。

この「脳科学マーケティング100の心理技術」は今すぐ使えるデータが盛りだくさんです!

1項目ごとに完結しているので読み返す時も非常に楽で読みやすいです。マーケティング関連の本を読まない方にもお勧めします。

内容は、簡単に実践しやすいものばかりです。この本を読んで使えるところは、すぐにチラシやブログ、HP、POPなど手直ししました。

先月比と比べても集客の部分で1.2倍増なので「脳科学マーケティング100の心理技術」を読む価値は十分にあります。

読んで実践しないのはもったいない気がします。

確かに、知ってて実践しないのはもったいないですよね。

ダイレクト出版の本、どれもそうなんですが、

「何のために読んでいるのか」を明確にして、「今の自分に取り入れられるものは何か」を見つけて、すぐに実践してみてください。

私も、肝に銘じます^^

「脳科学マーケティング100の心理技術」目次、著者

目次

はじめに
Chapter1 価格が脳に与える影響
Chapter2 五感を刺激して売り込む
Chapter3 脳が喜ぶブランディング
Chapter4 紙媒体と脳の相性がいい理由
Chapter5 脳が喜ぶ写真の使い方
Chapter6 顧客の脳の信頼を勝ち取る
Chapter7 脳が喜ぶ接客スキル
Chapter8 脳が喜ぶセールステクニック
Chapter9 脳を刺激するコピーライティング
Chapter10 脳が喜ぶマーケティング
Chapter11 男性脳、女性脳それぞれの攻略法
Chapter12 顧客の脳を買う気にさせる
Chapter13 脳を刺激する映像メディア活用法
Chapter14 脳を刺激するインターネット活用法

著者紹介

●ロジャー・ドゥーリー

マーケティング・コンサルタント会社「ドゥーリー・ダイレクト社」の創業者であり、人気ブログ「Neuromarketing(ニューロマーケティング)の執筆者。

コミュニティ・アーキテクト&サイトストラテジスト。

カタログ販売のマーケタとしてマーケティングの世界で頭角を現す。

IT ビジネスに進出するかたわら、脳科学、行動科学に興味を持つようになり、独自に脳科学の最新知識をマーケティングの世界に活用した「ニューロマーケティング」を研究し、第一人者となる。

オンラインコミュニティの構築、Web プロモーション、検索エンジンマーケティング、ダイレクトマーケティング、マーケティング戦略、ソーシャルネットワークに至るまで、幅広い分野に精通している。

クライアントは、「フォーチュン500」企業から小規模のe コマース企業まで幅広く、最新の脳科学と行動科学から導き出した、クライアントのためのよりよいマーケティングを提唱している。

ニューロマーケティングの「宣教師」として執筆や講演なども積極的に行い、その発言は主要メディアで頻繁に引用されている。

カーネギー・メロン大学より工学の学位、テネシー大学より経営学修士(MBA)を取得。テキサス州オースティン在住。

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コメント

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